「あまり娘の出演番組を見ない」 田村真子アナ(28)の父・田村憲久元厚労相が明かした、心温まる理由とは
史上初の栄冠
オリコンが発表する「好きな女性アナウンサーランキング」(2024)で、初めて1位となったTBSの田村真子アナ(28)。彼女の父親である自民党衆院議員・田村憲久元厚労相(59)が、娘の意外な素顔を明かす。 【写真を見る】パッチリした目がそっくり! 父の田村憲久議員 ***
TBSの局アナが首位を獲得するのは史上初なんだとか。12月6日放送の情報番組「ラヴィット!」では、MCを務める田村アナにサプライズで発表された。 入局6年目で栄冠を手にした彼女は、番組中に思わず感涙。傍らに立つタレントの近藤千尋(34)は、号泣しながら「まこちんのお父さん、お母さん、見てますか!」と絶叫したが、実際のところはどうだったのか。
“お笑い芸人になりたい”
「娘が1位になったことは、ネットのニュースで知りました」 そう話すのは、父の田村元厚労相。これまでメディアでは娘のことを語ってこなかった田村氏だが、今回の結果を受けてこう振り返る。 「もともと娘はテレビ好きでね。宿題をする時でさえ見ていたので、よく妻に怒られていました。私が国会議員になった年に生まれた子で、地元の三重で一緒に過ごせたのは週末くらいだったのですが、家族そろってご飯を食べる時もテレビを見ていた。『エンタの神様』が好きで、小学生くらいの頃から“お笑い芸人になりたい”って言っていましたよ。東京の議員宿舎で一緒に暮らすようになってからは、『モニタリング』を見ていたことを覚えています」
「父親としては複雑でね」
上京して上智大学の文学部新聞学科に進学した田村アナは、芸人から一転、報道業界に興味を持ったという。 「父親としては複雑でね。私は書かれる側の立場。報道関係に行ったら彼女の仕事に制約が生まれる可能性だってある。正直どうかなぁという気持ちだった。でも、最後は本人の意思が大事ですからね。基本的にウチは放任主義なので、自分が好きな道を選べばいい。そう思っていましたよ」 採用試験に受からないだろう、という父親の予想を良い意味で裏切って結果を出した田村アナ。それでも田村氏の気苦労は絶えないそうだ。 「アナウンサーは責任やプレッシャーが大きい仕事だと思うので耐えられるのか。今でも心配しています。あまり娘の出演番組を見ていないのは、そういう理由もあるんですよ」 しかし娘がこれだけの人気者になったということは……。支持率低迷に悩む自民党からすれば、喉から手が出るほど欲しい逸材だろう。12月12日発売の「週刊新潮」では、田村アナが政界入りする可能性などについて、父の胸中を聞いた。
「週刊新潮」2024年12月19日号 掲載
新潮社