〈ふたご座流星群2024〉いつ・どこで観察できる?見る方角は?観察のポイント/必要なものを紹介(北海道・東北・関東・東海・甲信・近畿・中国・四国・九州で観測チャンス)
■「ふたご座流星群」極大夜(13日夜~14日明け方) 全国的に雲が広がりそうです。北日本~西日本の日本海側は雪や雨が降り、観察は難しい見込みです。太平洋側も雲が多くなりますが、少し晴れる可能性もありそうです。 ・熊本県はくもりの予想 県内所々で雨や雪も予想され、極大のタイミングで観察は難しいかもしれません。 また気象情報会社「ウェザーニューズ」は「流星見えるかなマップ」を作成しています。 ■3:観察に最適な場所は?必要なものはあるの? 夜空を広く見渡すことで多くの流星を観察することができます。そのため、空が広く見渡せる場所を選びましょう。また人工の明かりが多いと流星が見づらいので、市街地から離れ、人工の明かりが少ない場所で観察するのがオススメです。 ■観察のポイント3つ■ (1)望遠鏡や双眼鏡などは必要ありません。星座早見盤など、観察時の星や星座の位置がわかるものがあると、放射点がある「ふたご座」の位置を確認することができ、また流星を待つ間、星空を楽しむためにも便利です。星座早見盤はスマートフォンのアプリで確認できるものもあります。※場所を確認したらスマートフォンは消して、目を暗さに慣らしましょう。 (2)国立天文台は「流星の観測時間は短くても15分程度」を推奨しています。明るい屋内から屋外に出てすぐは、目が暗さに慣れていないため、目が慣れるまでしばらく待つことで、星空や流星を観察しやすくなります。そのためにも、立ったままでの観察は上を向いた無理な姿勢を長時間続けることになります。レジャーシートや椅子などを用意し、楽な姿勢で観察できる準備をしておくと、長時間観察を続けることができます。また夜間の屋外では寒さ対策も重要です。 (3)いずれの夜も今年は月の影響を受けやすく流星観察の邪魔となります。国立天文台によりますと、月が輝く空は、月を背にして反対側の空を見るようにするか、空の高い位置に月がある場合にはあえて少し低めの空をみることで、月明かりの影響を小さくすることができるということです。