〈ふたご座流星群2024〉いつ・どこで観察できる?見る方角は?観察のポイント/必要なものを紹介(北海道・東北・関東・東海・甲信・近畿・中国・四国・九州で観測チャンス)
いよいよ、ふたご座流星群の活動が活発になる時期がやってきました。ふたご座流星群の極大、月の影響、全国の天気予報、観察のポイントなど、必要な情報をまとめてご紹介します。 【写真を見る】ふたご座流星群観測カレンダー/あなたの街の観察チャンスは? 【目次】 1:ふたご座流星群の極大はいつ?月明かりの影響は? 2:あなたの街で観察できる?全国の天気予報(12月12日~15日) 3:観察に最適な場所は?必要なものはあるの? 4:いよいよ観察!見る方角は?流星を見つけるコツ ■1:最大の流星群「ふたご座流星群」 毎年12月中旬に極大を迎える「ふたご座流星群」。毎年ほぼ安定して多くの流星が流れる『三大流星群』のひとつです。 国立天文台によりますと、今年のふたご座流星群の活動は「12月14日(土)午前10時頃」に極大を迎えると予想されています。極大前後の『12日夜~15日明け方』にかけて多くの流星を観察することができそうです。また最も多く流星が見られる極大夜は13日夜~14日明け方にかけてです。 特に14日午前3時~午前5時頃に流星数が多くなるので、夜更かしできる方はこの時間がオススメです。条件が良い場所では1時間あたり40個の流星が見られる可能性があると予想されています。 ■月の満ち欠けの影響は? 流星群観察の上で気になる要素の1つが月の満ち欠けです。 今年は12月15日が満月のため、月明かりの影響を受け、暗い流星は見えづらくなりそうですが、それでも明るい流星も多く流れるので、国立天文台は「極大を狙って観察すると多くの流星を見ることが期待できる」としています。 ■2:最高の観察場所は?全国の天気予報(11日午後6時半時点) ■「ふたご座流星群」極大前(12日夜~13日明け方) 北日本~西日本の日本海側は雪や雨が降りやすく、太平洋側は晴れる見込みです。関東や東海、四国、近畿、九州など広くチャンスがありそうです。 ・熊本県は晴れの予想 熊本県内は晴れる見込みで、気象条件はよさそうです。ただ、13日の明け方には天草地方などで雲がかかる見込みです。