OOAKの“演劇と音楽のあわいに見出されたユニークな音楽劇”「アカルナイの人々」開幕
OOAK#3「アカルナイの人々」が、昨日12月13日に京都・THEATRE E9 KYOTOで開幕した。 【画像】OOAK#3「アカルナイの人々」より。(撮影:金サジ)(他3件) OOAKは俳優の太田宏、声楽家の太田真紀、打楽器奏者の葛西友子、演出家のあごうさとしによる団体。今回はアリストパネース「アカルナイの人々」を原書に、あごうが演出を手がけ、“異分野の芸術家たちが異言語に向き合うことから平和を考える”というアプローチで作品を立ち上げる。 あごうは「古代ギリシア演劇には、古代ギリシア語に即した韻律が与えられています。対話、歌唱などそれぞれの韻律があり、発語のガイドになると同時に、行進や踊りのリズムも予めプログラムされています。21年からこの戯曲に向き合い、2度のワークインプログレス公演を経て、古代ギリシア語の音と韻律を足場に、俳優、声楽家、打楽器奏者のそれぞれの解釈と技術で、3種の日本語発語法が顕になりました。異言語に向き合うことから平和を考える、というこの度の試みは、演劇と音楽のあわいに見出されたユニークな音楽劇としてお楽しみいただきたく思います。THEATRE E9 KYOTOにてお待ちしております」とコメントしている。 上演時間は約1時間10分。公演は明日12月15日まで行われる。 ■ OOAK#3「アカルナイの人々」 2024年12月13日(金)~15日(日) 京都府 THEATRE E9 KYOTO □ スタッフ 原書:アリストパネース「アカルナイの人々」 翻訳:野津寛 演出:あごうさとし □ 出演 太⽥宏 / 太⽥真紀 / 葛⻄友⼦ / 辻本佳 ※25歳以下割引あり。