ANA、12月の国内線搭乗率40% 国際線は20%
ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)が発表した2020年12月の利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比94.2%減の5万830人、ロードファクター(座席利用率、L/F)は56.9ポイント低下し20.0%だった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、大幅な前年割れが続いている。 一方、国内線は旅客数が前年同月比60.0%減の130万172人、搭乗率は26.9ポイント低下し40.2%となった。 国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは欧州方面の25.1%(前年同月比48.2ポイント低下)で、低かったのは北米方面/ホノルルの18.2%(60.0ポイント低下)だった。旅客数は、3方面すべてが前年を大きく下回った。
Yusuke KOHASE