イン戦は直近10走で8勝の毒島誠が主役だ

　ボートレース若松の開設72周年記念「全日本覇者決定戦」は2日目が終了。3日目の注目は12Rだ。 　毒島がスタートを踏み込んで逃げる。機力はまだ目立たないが、上積みを図って人気に応える。中田は2コースなら差しに絞って。内の両立が中心になる。2日目のドリームを制した山口剛は伸ばして捲り、捲り差し。レース巧者の守田は俊敏にさばいて台頭する。着もまとめている前田は大外からでも切り込み。 　＜1＞毒島誠　エンジンはたいしたことないですね。ペラは構成を変えてやってたりしたんですけど。後半の1マークで入り切れなかったのはポテンシャルがないということ。整備も含めて考える。 　＜2＞中田竜太　スタートは放ってしまった。回り足、出足はしっかりしていたけど、初日の方が良かった。少しズレていた。それでも足は悪いことはない。ペラで合わせていきたい。 　＜3＞守田俊介　足は目立っていいことはないけど、しっかりかかってくれて悪くない。普通にレースはできる。前検を考えれば良くなっている。 　＜4＞春園功太　渡辺選手よりはいい。それしか分からなかったですね。うまくごまかそうって感じ。良くなる感じじゃないので。 　＜5＞山口剛　ペラが開いてピット離れは怪しかったけど、行き足、伸び、1マークのかかり、押しは良かった。上積みはできている。本体はしっかりしている。 　＜6＞前田将太　行き足がいいって言われたし、その辺はいいと思う。Cランクにしては動いているのかな。