リニア工事で発生の残土 中津川市の車両基地周辺に置き場を設置する方針 JR東海
岐阜県中津川市のリニアの工事現場で発生した残土について、JR東海は、市内に建設中の車両基地周辺に「要対策土」を含む残土置き場を設置する方針を発表しました。 JR東海によりますと、これまで中津川市内のリニア中央新幹線のトンネル工事などで発生した残土は、民間事業者に渡すなどしていました。 JR東海は、車両の留め置きなどを行う市内の「中央新幹線中部総合車両基地」と北側の土地について、残土置き場を設置した場合環境への影響がないか調査を行った結果、適切な対策を行えば問題はないと判断したということです。 残土置き場には、汚染がない「健全土」と重金属などを含む「要対策土」の両方を置く予定で、住民への説明会を実施しているということです。 今後、市や県と協議を進め来年4月をめどに工事を開始したい考えです。 設置されれば、要対策土を含む残土置き場は県内で初めてとなります。