巨人・菅野メジャー挑戦ならパドレス最有力か 「有原航平と両獲り視野」米メディアが一斉に報道
巨人の菅野智之投手(31)がポスティングシステム(入札制度)でメジャー挑戦する可能性が伝えられる中、米メディアは、一斉にパドレスの名前を挙げて報じた。 11月30日のMLBトレードルーモアズは「パドレスは菅野と(日本ハムからポスティング申請された)有原航平の両投手の獲得を視野に入れているという。パドレスはアジアでスカウトのパイプ作りに奔走し、近年の成果としては牧田和久(現楽天)と(元阪神の)ピアース・ジョンソン獲得につながった」と報じた。 球団地元紙サンディエゴ・ユニオントリビューン(電子版)も「確かに、パドレスは菅野智之の獲得レースに参戦している。2015年から1000イニング以上を投げ、防御率2・20をマークしてきた」と断言した。 ジ・アスレチックは「菅野と有原の2人は、パドレスのレーダーに映っている。アジアでのスカウト網は他球団より密で、コネクションも太い。(野茂、斎藤、黒田らの獲得に貢献した)エーシー興梠環太平洋オペレーション部長がいる。野茂英雄編成部アドバイザーは、日本ではいまだにレジェンドだ」とした。 また、MLBネットワークも菅野が今週中にもポスティング申請される可能性があるとした上で、移籍の最有力候補はパドレスとし、「プレラーGMの下、非常に活発にアジアをスカウティングしてきた」と報道。さらにジャイアンツと、FAとなった田中の慰留に失敗した場合はヤンキースも候補になると報じた。
中日スポーツ