【秋華賞】デアリングタクトの相手は2頭で十分 ハイブリッド式消去法でライバルが軒並み消去に
5つのデータから絞れた馬は?
先週の『京都大賞典』は、終わってみれば上位人気3頭で決着。消去を免れた5頭は1、2、6、7、10着という結果に終わった。推奨したカセドラルベルは、昇級初戦で歴戦の強豪馬相手に厳しい競馬で10着。今週から始まる3週連続のGIで流れを変えたい。 【秋華賞 2020予想】京大式!デアリングタクト牝馬三冠達成でも高配狙えるレース! 今週の対象レースは『秋華賞』だ。過去10年のデータから複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。馬券対象から、1頭でも多く“消去”して週末の予想に臨みたい。今年の『秋華賞』ではどの馬が凡走する確率が高いのか、データで迫った。 ※すでに回避が判明しているデゼルは対象に含めず。
『関東馬』×『前走5番人気以下』★0.0%★
まずは所属厩舎に注目。関西馬の【8-7-8-80】に対し、関東馬は【2-3-2-67】と苦戦している。関東馬で馬券に絡んだ7頭は全て前走で4番人気以上だった。5番人気以下だった馬は【0-0-0-34】なので、この条件を満たした馬は迷いなく消去したい。 今年は5頭がこれに該当。オークス2着のウインマリリン、紫苑S覇者のマルターズディオサなどが真っ先に消えた。 【今年の該当馬】 ・ウインマリリン ・サンクテュエール ・パラスアテナ ・マジックキャッスル ・マルターズディオサ
『前走2000m』×『前走0.5秒差以上負け』★4.0%★
続いては、前走の距離とパフォーマンスに注目。秋華賞と同じ2000mを使われ、そのレースで1着馬から0.5秒以上の差をつけられていた馬は【0-1-0-24】。今年は前哨戦のローズSが中京の2000mで開催されたため、この条件に該当する馬が多くなった。 予想通り、この条件で消去対象となった5頭はすべてローズSでリアアメリアに0.5秒以上離された馬たち。2つ目の条件を終え、早くも10頭が消去された。 【今年の該当馬】 ・アブレイズ ・オーマイダーリン ・クラヴァシュドール ・フィオリキアリ ・ホウオウピースフル
『キャリア9戦以上』×『生産者が非社台系』★4.7%★
続いては、キャリアと生産牧場に注目。過去10年の優勝馬で最もキャリアを重ねていたのは、3年前のディアドラで13戦だった(秋華賞が14戦目)。しかし、それ以外の9頭はいずれもキャリア8戦以下。キャリア9戦以上の馬は苦戦傾向といっていいだろう。特に生産者が『非社台系』だった場合は【0-1-1-41】で、複勝率は4.7%と低い。 今年この条件に該当したのは5頭。ローズS2着のムジカに加え、抽選対象のソフトフルートとダンツエリーゼが新たに消去された。 【今年の該当馬】 ・(オーマイダーリン) ・ソフトフルート ・ダンツエリーゼ ・(フィオリキアリ) ・ムジカ