狭い家でもできる!子どもの生活力を育む「兄妹部屋」のつくり方とは?
こんにちは!元雑貨のヴィジュアルマーチャンダイザー&バイヤーの朔花です。 今回は我が家の兄妹部屋をつくる際に、気をつけたポイントをご紹介します。我が家は男女のきょうだいですが、子ども部屋づくりの参考になるようお届けしますので、おつきあいくださいね。 【画像】狭い家でもできる!子どもの生活力を育む「兄妹部屋」のつくり方とは?
子ども部屋、何歳から?
今回、紹介する「子ども部屋」は、子どもが寝起きする部屋と位置づけています。 ということは最低条件として、「1人、もしくは兄妹の2人で眠ることができる」というライフスタイルの確立が必須となります。 ちなみに、我が家は兄が現在5年生。昨年夏に子ども部屋づくりをしました。妹は2年生です。今は主に、兄が眠る部屋という感じです。 「1人で眠ることができる」という点に重きを置いたのは、私自身の子ども部屋デビューが幼稚園時代で、自分の部屋に行き、眠るのがとても辛かったから。物心つくころには、親の側で眠らせてもらえなかったということです。あまり早い段階で部屋を与えると、子どもの負担になる場合もあると思います。 それぞれのご家庭に合わせて、お子さんの性格なども加味しながら進めるとよいのではないでしょうか。 さて、それでは、兄妹部屋づくり、ポイントを見ていきましょう!!
ポイント1 テリトリーをつくる
我が家では、二段ベッドを仕切りに使い、その左右にそれぞれのテリトリーをつくりました。 写真は兄テリトリー。この場合、机を手前に持ってくることで、その奥がより専有スペースとなります。 個人の場所として、専有してもよい空間をつくる……居場所づくりともいえるでしょうか。 その子自身のプライドを確保できる地盤に繋がるのでは……と思います。 現在はベッドで仕切ったそれぞれのテリトリーですが、ゆくゆくはカーテンで仕切るか、2×4やピラーブラケットで壁をつくって仕切ることを考えています。
ポイント2 収納のルールは親が主導権を握り提案する
収納に関しては、いきなり丸投げではなく、はじめは親が主導権を握り提案するのがよいのではないでしょうか。 何もない状態から、「さあ好きなように収納しなさい」というのもよいかとは思うのですが、 よく使うものは、床に近い下段より上段の方が取り出しやすいとか 動線を考えると、夜寝る前に読みたい本は机の引き出しがいいよねとか この棚は絵の具セット、習字セット、粘土板などなどをひとまとめにしまっておくと、どこに何があるか覚えやすいよ……など 基本的な収納の土台をつくってあげると、スタートしやすいのではないでしょうか。 使い始めると、どのように収納すれば動線がスムーズになるのか、子どもにも考えられるようになると思います。