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J2新潟の飲酒運転隠蔽疑惑?露呈するチームの危機管理の甘さ

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 サッカーJ2新潟のFWファビオ(23=ブラジル)が道交法違反(酒気帯び運転)で10月16日に書類送検された。10月15日のクラブ発表によると、事案発生は9月17日午前1~2時ごろ。新潟市内で会食後に、チームメートのFWペドロ・マンジー(32=スペイン)を乗せて帰宅。マンジーを降ろした後に取り締まり中の警察官に止められて発覚した。  任意捜査の結果、10月15日に容疑が固まり、マンジーとともに書類送検されることが決定。クラブは当面は両選手のチーム活動への参加を禁止し、10月19日の臨時取締役会で処分を決定する。  是永大輔社長(43)は「所属選手の不祥事により、Jリーグに関わる方々、ファン、サポーターの皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。飲酒・酒気帯び運転は極めて危険な行為であると認識しており、決して許されるものではありません。社会の規範であるべきプロサッカー選手であるということ、また、再発防止という意味を込めて厳正な処分を臨時取締役会にて諮ります。今後は選手、スタッフへの教育を再徹底していく所存です」とコメントを出した。  クラブはファビオ側から報告を受けており、是永社長、玉乃淳GM(36)らは事案を把握していたが、約1カ月も公表しなかった。ファビオは数日間練習を欠席。9月19日の徳島戦を欠場したものの、同23日の愛媛戦から10月14日の福岡戦まで6試合に出場している。玉野GMはオルトネダ監督(52=スペイン)に徳島戦での起用も促したが、指揮官は試合直前の練習を休んでいたことを理由にメンバーから外した。  他の選手には数日間の練習欠席理由は「個人的な事情」とだけ説明されており、発表直前になって、ようやく事実が伝えられた。クラブは「公表および処分については、警察の指示を仰ぎながら任意捜査が終了して、確定的な判断が出るのを待ってから行うこととしました」としたが、酒気帯び運転後もプレーを続けた事実は重い。  さらに問題視されるのがJリーグへの報告が極めて遅かったことだ。クラブは「捜査期間中は警察の指導に従うとともに、Jリーグや関係各所への報告と情報共有を行い、両選手に対する指導監督を行ってまいりました」と説明しているが、関係者によると、Jリーグに報告を入れたのは発表前日の10月14日。外部からの垂れ込みがありJリーグが10月12日にクラブに問い合わせたところ、2日後に事実を認める返答があったという。

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