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故障持ちのウンティティ放出に苦戦するバルサ。チームドクターは2年前に「リスク」を主張していた

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SOCCER DIGEST Web

「バルサ放出プロジェクト」最後の大物

 バルセロナはこの夏、イバン・ラキティッチ、ネウソン・セメド、アルトゥーロ・ビダル、そしてルイス・スアレスと、ロナルド・クーマン新監督の構想外となった選手を、セメド以外はほぼタダ同然で放出してきた。 【PHOTO】ビッグディールが続々成立!2020年夏に新天地を求めた名手たち(2)  そして、着々と遂行されるこの「放出プロジェクト」の残る最後の大物は、フランス代表CBのサミュエル・ウンティティとなる。彼は左膝に爆弾を抱えているだけに、買い手を探すバルサにとって、その難易度はもっとも高いと言えるだろう。    ウンティティは18年6月、バルサとの契約を2023年まで延長した。待遇面は大幅に改善され、契約解除金はリオネル・メッシに次いでチームで2番目に高い5億ユーロ(約625億円)に設定された。  しかし、直後に参戦したロシア・ワールドカップで以前から違和感を訴えていた膝の怪我を悪化させており、ここ2シーズンはほとんど使い物になっていないのは周知の通りだ。  スペイン紙『アス』によれば、クラブがまさにウンティティとの契約延長に踏み切ろうかというとき、実はチームドクターはそのリスクを強く訴えていたという。  にもかかわらず、その主張を却下し、5年という長期契約に踏み切ったのは、他でもないジョゼップ・マリア・バルトメウ会長だった。以下は、当時の会長のコメントだ。 「サミュエルはとても重要な選手。彼がいなければ数年後、このチームは別のものになっているだろう。我々には彼が必要なんだ。だから2023年まで契約を延長したんだよ」  フロントは移籍市場がクローズするまで受け入れ先を探し続けることになるが、望みがあるとすれば、来夏にEUROが開催されることか。クーマン監督はすでに構想外であることを通達しており、チームに残れば出場機会は限定され、EURO出場が難しくなる。  ウンティティは2年前、フランス代表の世界制覇ために膝の痛みを押してプレーを続けた。バルサとしては、今度は逆の意味で彼の代表愛にすがりたい気持ちだろう。 構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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