青森テレビ

日本の南側の海上にある2つの“台風のたまご”のうち一方の「熱帯低気圧b」は午後3時現在で「台風17号（チェービー）」に変わった。もう一方の「熱帯低気圧a」も今後発達を続けて、台風18号（クラトーン）になる見込みで、“ダブル台風”の発生の可能性がある。 ▼今日27日（金）～30日（月）までの「日本周辺」の雨と風の動きは…【最新シミュレーション】 「沖縄の南」にある「熱帯低気圧a」は台風になったのち、それほど動きはないものの「強い勢力」になる可能性があります。また、日本のはるか南の「マリアナ諸島」で台風17号になった「熱帯低気圧b」は、今後発達しながら関東地方に接近の恐れがあります。今後の進路や勢力は一体どうなるのでしょうか? 以下、気象庁が発表する台風と熱帯低気圧の最新の実況と予想の詳細となります。 （◎のマークのある予報が最も勢力が発達している日時の予報となります。） ■「熱帯低気圧a」の実況と予報 （気象庁・27日午後4時25分発表） ・27日午後3時の実況によりますと… 「熱帯低気圧a」は、北緯20度20分、東経126度05分を中心に『沖縄の南』で南南西方向にゆっくりとした速さで進んでいるとみられています。中心の気圧は1002ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。 ・28日午後3時の予報によりますと… 「熱帯低気圧a」は「台風」に変わり、北緯18度55分、東経125度25分を中心に『フィリピンの東』で南南西方向にゆっくりとした速さで進むとみられます。中心の気圧は1000ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっています。予報円の半径は130kmです。 ・29日午後3時の予報によりますと… 「台風」は、北緯19度10分、東経123度35分を中心に『フィリピンの東』で西方向にゆっくりとした速さで進むとみられます。中心の気圧は996ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっています。予報円の半径は200kmです。