【MotoGP】プラマック、MotoGP2021シーズンの参戦体制を発表。ヨハン・ザルコ&ホルヘ・マルティン迎え布陣一新
プラマックはMotoGPの2021年シーズンに向けたチームローンチイベントを実施。新たにチームへ加入したヨハン・ザルコとホルヘ・マルティンのふたりが、新カラーリングのマシンとともに姿を見せた。 【ギャラリー】ドゥカティ・デスモセディチGP 全マシン・全ライダー(2003~2021) 【ギャラリー】プラマック・レーシング MotoGP2021年チームローンチイベント 今シーズン、プラマックはライダーラインアップを一新。ドゥカティファクトリーチームへ昇格するジャック・ミラーとフランチェスコ・バニャイヤの後任として、ザルコと2020年シーズンにMoto2でランキング5位となったホルヘ・マルティンを起用した。 ザルコは2019年にKTMを離れ、2020年にアビンティア(エスポンソラマ)に加入。ドゥカティ陣営に加わった初年度から速さを発揮しファクトリー昇格をバニャイヤと争った。 マルティンは2018年にMoto3クラスでタイトルを獲得すると、2019年にMoto2クラスへステップアップ。昨シーズンは2勝を含む6回の表彰台獲得を記録している。 ザルコ及びマルティンはドゥカティとの直接契約となっており、今季は最新型マシンとなるデスモセディチGP21を駆る。 プラマック代表のパオロ・シャンピノッティは発表に際し「2021年の準備は整った」とコメント。さらに次のように続けている。 「今年は我々プラマック・レーシングのMotoGPでの20年目ということで、非常に重要な1年だ」 「楽しいというところから始まったことを考えれば、今我々が非常に強力なチームに成長していることは、素晴らしい成果だろう。今年もそれを維持していくことを期待している」 「この特別な年を、4人のライダーと祝うことができるのはとても幸福なことだ。2020年は、ペッコ(バニャイヤ)とジャックをドゥカティファクトリーチームへ送るという大きな成功があった」 「それと同時に、ふたりの素晴らしいライダーを迎えられることを嬉しく思う。ホルヘ・マルティンとヨハン・ザルコだ。マルティンは恐ろしい才能を持ったルーキーであり、ザルコには多くの経験が備わっている」 「一方は若いエネルギー、そしてもう一方には経験という完璧な組み合わせとなるだろう。私は今季が傑出したシーズンになるだろうと信じているよ」
Lewis Duncan