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コロナ時代、つながる僧侶 道内若手、宗派超え「てらつな」発足 医療者ケアへ29日茶話会

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北海道新聞

 道内の若手・中堅僧侶が7月上旬、宗派の枠を超えて連携し、社会活動を行う任意団体「てらつな」を発足させた。29日には活動の第1弾として、新型コロナウイルスで激務が続く医療従事者の悩みを聞く茶話会をオンライン形式で行う。発足に先立ち、山梨県の若手僧侶グループとオンライン勉強会を開くなど準備を重ね、メンバーは「遺族の精神的ケアなど僧侶が培ってきた経験を生かしたい」と意気込んでいる。  「てらつな」という団体名は「お寺」と「つながり」を組み合わせた。宗派を問わず志のある僧侶たちが連携し、さまざまな職種の人や地域の住民と一緒に社会的な課題の解決に寄与していきたいという思いを込めた。  発足メンバーは代表で真言宗仁玄寺(後志管内仁木町)副住職の玉置真依(しんえ)さん(31)、同観音寺(胆振管内白老町)住職の米本智昭(ちしょう)さん(37)、浄土真宗本願寺派西方寺(旭川市)副住職の江尻徹誠(てつじょう)さん(45)、同信教寺(石狩市)住職の石田えり子さん(37)の4人。  29日の茶話会は、医療従事者とメンバーら6人程度がオンライン会議システム「Zoom(ズーム)」を使い、コロナ禍で抱える不安や負担感などを自由に話す。玉置代表は「今は最前線の医療従事者が大変な思いをしている。オンライン形式の茶話会は今の状況で自分たちがすぐに実行できること」と話す。  僧侶は昔から「お勤め」として、初七日や四十九日などの節目に遺族を精神的にケアしており、メンバーは死別などで悲嘆する人に寄り添って支える「グリーフケア」も学んでいる。茶話会は、こうした経験を寺院外での活動でも生かそうとするもので、定期的に開く考えだ。

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