JAL、21日まで東北臨時便 羽田-仙台・花巻など5路線
日本航空(JAL/JL、9201)は、東北各地への臨時便を2月20日と21日にも運航する。羽田-仙台、山形、青森、花巻、秋田の5路線のほか、20日は伊丹-花巻線でも設定する。羽田-三沢線の一部復便・大型化も継続し、羽田-青森線は23日までの1往復を、小型機のボーイング737-800型機(2クラス165席)から中型機の767-300(2クラス261席)に大型化する。 いずれも13日夜に起きた福島県沖を震源とする地震の影響で、東北新幹線の一部運休が続いているため。羽田-仙台と花巻は、普段は定期便を運航していない路線となる。 ◆臨時便 羽田-仙台間の臨時便は、20日に4往復、21日に3往復運航する。20日の仙台行きは羽田を午前8時、午前10時30分、午後1時、午後6時5分に、羽田行きは仙台を午前10時、午後0時30分、午後3時、午後7時50分に出発する。便名は羽田発仙台行きが朝便から順にJL4721、JL4727、JL4723、JL4725で、仙台発羽田行きがJL4722、JL4728、JL4724、JL4726となる。 21日の仙台行きは羽田を午前8時、午後1時、午後5時30分に、羽田行きは仙台を午前10時、午後3時、午後7時30分に出発する。便名は羽田発仙台行きが朝便から順にJL4721、JL4723、JL4725で、仙台発羽田行きがJL4722、JL4724、JL4726となる。 このほか、19日にも1往復追加し、計4往復運航する。追加分の仙台行きJL4729便は羽田を午後4時に、羽田行きJL4720便は午後6時に仙台を出発する。仙台線の機材はいずれも737-800(2クラス165席)を使用する。 羽田-山形線は1日4往復で、山形行きが羽田を午前8時30分、午前11時45分、午後1時50分、午後5時10分に、羽田行きが山形を午前10時10分、午後1時25分、午後3時30分、午後6時50分に出発する。便名は羽田発山形行きが朝便から順にJL4951、JL4545、JL4953、JL4933で、山形発羽田行きがJL4952、JL4546、JL4954、JL4934となる。機材はエンブラエル190(E190)型機(2クラス95席)を使用する。 羽田-青森線は1日2往復で、青森行きが羽田を午後1時と午後5時に、羽田行きが青森を午後3時と午後7時に出発する。便名は羽田発青森行きが朝便から順にJL4541、JL4543で、青森発羽田行きがJL4542、JL4544となる。機材はJL4541/4542が737-800(2クラス165席)、JL4543/4544は767-300(2クラス261席)を使用する。 羽田-花巻間は1日2往復で、花巻行きが羽田を午前8時20分と午後3時に、羽田行きが花巻を午前10時15分と午後5時に出発する。便名は羽田発花巻行きが朝便から順にJL4761、JL4763で、花巻発羽田行きがJL4762、JL4764となる。機材はE190(2クラス95席)を使用する。 羽田-秋田線は1日1往復で、秋田行きJL4551便が羽田を午後1時10分に、羽田行きJL4552便が秋田を午後3時に出発する。機材は737-800(2クラス165席)を使用する。 伊丹-花巻線の臨時便は20日のみ1往復運航する。花巻行きJL4935便は伊丹を午前8時35分、伊丹行きJL4936便は午前10時30分に花巻を出発する。機材はE170(1クラス76席)を使用する。 ◆復便・大型化 通常はおもにE190で運航している羽田-三沢線は、20日と21日は2往復(JL155/154、JL159/158)復便して1日3往復運航。22日は1往復(JL153/152)、23日は2往復(JL153/152、JL159/158)運航し、期間中は全便を737-800に大型化する。 羽田-青森線は、20日と22日の1往復(JL141/142)、21日と23日の1往復(JL147/148)を、737-800から767-300に大型化する。 伊丹-仙台線は、20日の1往復(JL2203/2204)と23日の1往復(JL2213/2214)を、E190から737-800に大型化する。 JALは14日から21日までの8日間で、臨時便を7路線162便設定。23日までの10日間で定期便6路線44便を大型化する。
Yusuke KOHASE