大みそかの激突が決まった福田龍彌(左)と芦澤竜誠

　辰年はWドラゴンが締める。大みそかの格闘技イベント「RIZIN　DECADE」（さいたまスーパーアリーナ）の合同公開練習が都内で行われ、〝バッドナマズ〟こと芦澤竜誠（29）がDEEPの2階級制覇王者・福田龍彌（32）と対戦すると発表した。 　公開練習後、榊原信行CEOに呼び込まれた芦澤は、福田とともに登場。マイクを持つと「福田さん、試合を受けてくれてありがとございます」と感謝を口にした。榊原CEOから今回の試合が自らの指名で実現したと明かされた芦澤は、その理由を「一番イケてるし、ファイターとしてかっこいいと思うから」と説明した。 　その上で「今年は辰年です。その辰年最後にドラゴン対決。ドラゴン対決でしっかり締めるんで」と名前に竜と龍を持つ者同士の健闘を誓う。福田からも「ドラゴン対決で盛り上げましょう」と応じられた。勢いづく芦澤は「裏メインっすね。完全に。KOボーナスくださいよ。俺は気持ち折れないんで。殺すなら殺しきってください」とKO勝利を誓った。 　対する福田も「（芦澤は）長いリーチがあって、気持ちが強いファイターかなと思います。でも、ちょっとでも隙を見せたら狩りにいく。いまさらキャラで売るつもりはないから、スキルで見せたい」と引くそぶりは見せない。さらに「どっちかが倒れている試合にはします」と激闘を約束した。 　笑顔で巳年を迎えるドラゴンは、果たしてどちらとなるか。