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韓国政府、コロナとインフルエンザの同時流行に備え、同時検査を推進

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ハンギョレ新聞

唾液による迅速な検査も検討 首都圏の新規感染者、23日ぶりに二桁になったが 山岳コミュニティの会合や食堂などで集団感染相次ぐ チョン・ウンギョン本部長「感染拡大傾向が落ち着いたとは言えない 50人・5%未満にならない限り、レベル1への緩和は不可能」

 韓国の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新規感染者数が5日連続で100人台を記録し、爆発的な急増の勢いは衰えたものと見られる。防疫当局は感染者をより迅速に見つけるため、唾液を活用した検体採取法の適用を検討する一方、COVID-19とインフルエンザを同時に検査できるキットの導入も準備している。  7日、COVID-19の新規感染者数は119人で、23日ぶりに最小値を記録した。特に、首都圏の患者数は78人で、先月15日以降初めて二桁に下がった。先月27日に400人台を記録し、ピークに達してからは10日以上減少傾向を維持している。ただし、ソウル江東区(カンドング)のBFモバイルテレマーケティングのコールセンター(18人)や、首都圏のオンライン山岳コミュニティの集まり(5人)、京畿道富川市(プチョンシ)の家族およびユジン電気(15人)、光州広域市北区(クァンジュシ・プクク)のマルバウ市場の食堂(11人)などで集団感染が発生した。中央防疫対策本部(防対本)は、ソウル都心での8・15集会、原州(ウォンジュ)の室内体育施設関連など、最近発生した感染事例74件の遺伝子塩基序列を分析した結果、感染力が従来のグループより高いGHグループと確認されたと発表した。防対本のチョン・ウンギョン本部長は同日の定例ブリーフィングで「今日の統計だけでは感染拡大傾向が落ち着いたと断定することはできない」とし、「レベル1の社会的距離措置(ソーシャル・ディスタンシング)を維持するためには『50人未満の発生、感染経路不明者5%未満』という参考指標がある」と述べた。  防疫当局は感染者を早期に見つけるため、「唾液を利用した検体採取法」の導入を検討している。医療機関など脆弱施設や高危険群に対する検査を拡大するためだ。唾液採取法は、鼻の中や食道の内側から検体を採取する現行の方法より検体採取が容易であることから、検査需要が増えた時に活用可能な方法として、現在正確性などが検討されている。  検体を一度採取するだけで、COVID-19と疑われる症状が似ているインフルエンザの検査まで可能な「同時検査キット」の導入も準備中だ。チョン本部長は「食品医薬品安全処(食薬処)の許可過程をモニタリングしながら、導入時期や医療費の部分を中央事故収拾本部(中収本)と協議している」と明らかにした。COVID-19とインフルエンザは、咳や喉の痛み、発熱などの症状が類似しており、見分けがつかない場合が多いが、症状が似ている患者たちが選別診療所に押し寄せた場合、検査はもとより医療システムに負担になりかねないという懸念が高まっている。チョン本部長は「インフルエンザの遺伝子増幅検査法(PCR)はすでに確立されており、COVID-19も検査法が定立されているが、これをそれぞれ行えば時間がさらにかかるため、一つの検体で同時に検査できる検査法の導入が求められてきた」とし、「長所は迅速性、短所は費用の問題」だと説明した。  また防対本はこの日、COVID-19とインフルエンザの同時流行に備えるために1900万人に対するインフルエンザ予防接種を無料で支援し、生後6カ月から9歳未満の子どものうち2回接種が必要な子どもから始めると発表した。このほか、インフルエンザワクチンの1回接種対象者は22日から接種を受けられる。 パク・タヘ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

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