女性記者にキスの警視、懲戒処分 減給と降格、高知県警
高知南署に所属していた昨年10月、報道機関の女性記者に同意なくキスをしたとして、高知県警が50代の男性警視を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分とし、警部に降格させたことが27日、関係者らへの取材で分かった。いずれも10日付。元警視は事実関係を認めている。 元警視は同署の刑事官だった昨年10月初旬、高知市内の飲食店で記者と2人で飲食した後、路上でキスをした。同11月初旬に記者側から抗議を受け、県警は同11月24日付で元警視を県警本部警務部付とした。 県警は減給処分について「警察庁の指針や同種事案の先例を参考にした」と説明。元警視からの申し出に基づき、警部に降格させた。