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緑茶消費拡大へ「茶葉マスク」開発 コロナ禍「地元農家の助けになれば」 沼津の寝具店経営大嶽さんが開発

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@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 沼津市東椎路で大嶽寝具店を経営する大嶽一郎さん(79)がこのほど、緑茶を詰めた小袋を入れた「茶葉マスク」を開発した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、価格が落ち込む地元産緑茶の消費拡大につなげようと手掛けた。呼吸をするたびにお茶の香りが楽しめるといい、大嶽さんは「少しでも困っている生産農家の助けになれば」と話す。  茶葉マスクは緑と若草色、白、黒の4色を用意し、計50枚作成した。表と裏の布地の間にポケットができるように縫い合わせ、その中に大さじ1杯ほどの緑茶を詰めた小袋を入れた。今後は販路開拓を図り、需要があれば増産する。  大嶽さんは2年前、乾燥茶葉を詰めた「茶葉まくら」を開発。実用新案を取得し、現在は同市に寄せられたふるさと納税の返礼品の一つになっている。  商品開発のきっかけは苦境にあえぐ地元生産農家の姿。茶の消費量の減少に加え、九州などの他産地に比べて摘み取り時期が遅い沼津茶は高値が付きにくく、収入減に悩む生産者は多いという。  今季の一番茶は新型コロナの影響で価格がさらに低迷。大嶽さんは「このままでは廃業を余儀なくされる生産者もいると聞く。何とか消費拡大に貢献し、地場産品を守りたいとマスクやまくらを考案した」と明かす。  マスクは同店で1枚500円で店頭販売する。問い合わせは大嶽寝具店<電055(921)7271>へ。

静岡新聞社

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