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「お客さんの姿見て安心」「掃除も楽しい」新型コロナで“売上10億円減”…創業190年の老舗旅館が再開

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東海テレビ

 阿竹節さん、81歳。ロビーや部屋を飾る生け花の手入れを、20年以上にわたって担当してきました。

宿泊客を招き入れるロビーに飾ったのは「ひまわり」です。

阿竹さん: 「ひまわりのように明るく元気になるようにと思いまして、お迎えの花をさせていただきました。ようやくきょうから再開させていただいて、嬉しく思っております」  創業以来「初」となった休業。これまでで失った売上は、10億円にもなります。

 期待と不安の中、ついに営業が再開。  チェックイン開始の午後3時。次々と宿泊客が訪れました。アルコール消毒と検温をして、受付に案内します。

宿泊客の夫婦: 「赤ちゃんが出きて初めての旅行だったので。懐石料理と聞いたんですけど、実際どんなのが出てくるか楽しみではあります」 受付の従業員: 「いま南館の1階、フロントでございまして、お部屋が嬉春亭の9階になります」  三重県菰野町から来た夫婦。戸田家に来るのは初めてです。無事、9階の客室まで到着できました。

 県内旅行なら、との思いで決めた旅行。この後は懐石料理が待っています。 妻: 「(電話を受けた後)夕食は隣(の部屋)、飲み物は時間の前にまた電話しますと。ふつうやったら聞きに来るけどね。(新しいおもてなしは)気にならない、これでいいです。あまり接触しない方がいい」 夫: 「あんまり中途半端に(客室まで)送ってもらうよりは、鍵だけもらって(客室まで)行ったほうが気楽でいい」  新しいおもてなし、評判は上々のようです。 戸田家の寺田社長: 「できるだけ接客の距離をおこう、接客する時間もできるだけ少なくしようと。少しずつ新しいやり方を考案しながら進めていきたい。来たお客さまに感謝をもって、喜んで帰っていただいて、『鳥羽がいいね、旅館は戸田家がいいね』と、また来ていただければなと、そんな思いがさらに強くなったというのが、今の気持ちですね」

 戸田家は当面は週末だけの営業となりますが、6月4日から平日も含めて全面的に営業再開します。

東海テレビ放送

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