松山-ソウル線が期間限定で週14往復に増便 韓国との定期路線は中四国最多に
南海放送
韓国との定期路線は中四国最多となります。松山-ソウル線が期間限定で増便され、週14往復することになりました。 中村知事: 「新たに日曜日、月曜日の週2便が追加をされ、毎日午前と午後の2便運航が実現することとなりました」 愛媛県はきょうチェジュ航空が運航する松山-ソウル線について、現在の週12往復から14往復へ期間限定で増便されると発表しました。期間は10月27日から来年3月29日までです。 10月から週6往復運航となる釜山線と合わせると、韓国との定期路線は中四国の空港で最多の週20往復となります。 中村知事: 「チェジュ航空も地方路線に関しては松山便が搭乗率最高値となっています」 去年3月の就航再開以降、これで3回目の増便となり好調を維持しているソウル線。平均搭乗率は80%を超え、利用者の8割が韓国からのインバウンド客です。 要因について県は、SNSを通じた韓国での宣伝効果や日本を繰り返し訪れるリピーターにとって愛媛の人気が高いほか、韓国のゴルフブームが背景にあると分析。 今年1月からの半年で、およそ1万人の韓国人らが県内のゴルフ場を訪れたということです。 いよぎん地域経済研究センターは、今回の週14往復により県内の宿泊業や飲食業などへの経済効果は65億5000万円に上ると試算しています。