1年越しの公演を追体験 永田崇人×阿久津仁愛『プラネタリウムのふたご』配信決定
千秋楽を迎えた音楽劇『プラネタリウムのふたご』の公演動画が、3月6日(土)午前10時~3月7日(日)23時59分まで、オンデマンド配信されることが決定した。 【全ての写真】音楽劇『プラネタリウムのふたご』 本作は2004年、三島由紀夫賞候補にもなった、いしいしんじの同名傑作小説を気鋭の演出家・ウォーリー木下によって音楽劇として舞台化したもの。ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』、『リューン』などでも活躍する気鋭の若手俳優・永田崇人と、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンで越前リョーマ役を演じ続けた阿久津仁愛のふたりをW主演とし、さらに実力派俳優・佐藤アツヒロほかの出演で、ほぼ昨年予定されていたキャストを再集結しての上演となった。 主人公は星の見えない村のプラネタリウムで拾われたふたご、彗星にちなんで名付けられた、テンペル(永田崇人)とタットル(阿久津仁愛)。泣き男と呼ばれるプラネタリウムの解説員(佐藤アツヒロ)に育てられ、ひとりは手品師に、ひとりは星の語り部に成長します。個性豊かな周囲の人々との関わりの中で、様々な経験をしてゆくふたりの少年。相手を想うがゆえの“やさしい嘘”をめぐり、時に哀しみ、時に救われ、時に救う。 このピュアで美しい物語を、音楽、照明、衣裳、舞台美術、映像を見事に融合させたウォーリー木下が彩り、観客を魅了。様々な世代が共感できる普遍的なメッセージを観客に伝え、温かくも不思議な感覚に包まれる作品となった。 本作は昨年6月から愛知、東京、大阪での上演を新型コロナウイルス感染拡大防止の為に延期となっており、今年2月にようやく東京と大阪での公演が実現した。念願となった公演をそれぞれの場所で楽しんでほしい。