キャサリン妃、パンデミック下で電話ボランティアに参加していた
現地時間12月6日(日)から新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでいる医療従事者やボランティア、学校が閉鎖される中で授業をしようと頑張ってきた教師たちを激励するために全国を周遊しているウィリアム王子とキャサリン妃。訪問先のウェストヨークシャーで85歳のレン・ガードナーと対面した。
キャサリン妃とレンが対面するのはこれが初めて。でもこれまで電話で話をしていたことが明らかに! レンはアルツハイマー病を患う妻シャーリーを一日中介護している。レンはキャサリン妃との対面について新聞「ザ・サン」にコメント、まず今年5月にロイヤル・ボランタリー・サービスから連絡があったと説明した。「ロックダウンが私たちのような老人に与えた影響について重要な人物と話をしたいかと聞かれた。『相手は誰?』と聞いたら『私たちも誰だかわからないから教えられないんだ』と言われた」。 その相手こそキャサリン妃。このボランタリー・サービスでは感染症で外出規制が続く中、人とのつながりが絶たれてしまった病人やお年寄り、介護者の様子を電話で確認する活動「Check in and Chat」を展開していた。妃も孤立が懸念されるレンのような人と話をしたいと希望、ボランティアの1人として活動に参加していたそう。
翌日その重要人物からの電話を受けたレンは正体を知って「かなり長い間、言葉が出なかった」「びっくり仰天だった。最初に『なんとお呼びすればいいですか?』と尋ねた」。妃の答えは「キャサリンと呼んで」。レン曰く「それから30分間、私たちは単なるキャサリンとレンだった」。2人は仕事や家族、彼が旅行した国について話をしたそう。レンはイタリアを旅したことがあり、イタリア料理を作るのも大好き。レンは「彼女から『自分でパスタを作るのですか?』と質問された。私は『いいえ、パスタマシーンを持っていないんです。それにパスタに使う”00”というイタリアの小麦粉は入手するのが難しい』と答えた」。