ハブ咬傷予防に小学生が一役 啓発ポスターコン、過去最多873作応募 学校賞は大勝小 奄美2島
2020年度ハブ咬傷予防対策ポスターコンテストの表彰式が30日、鹿児島県の奄美大島と徳之島であった。両島の小学校から過去最多の873作品の応募があり、低学年、中学年、高学年の3部門で15人が入賞した。学校賞には龍郷町の大勝小が選ばれた。 奄美市名瀬の県大島支庁であった表彰式には入賞した児童9人が出席。コンテストを主催するハブ対策推進協議会会長を務める田中完支庁長から表彰状が手渡された。 最優秀賞を受賞した低学年の部の児童は「ハブの模様が目立って、怖く見えるように描いた」と話した。高学年の部の最優秀賞受賞者は「最優秀賞を取れるとは思わなかった。工夫をして描いたところを見てもらえてうれしい」と笑顔を見せた。 優秀作品はハブ咬傷予防を啓発するポスターに掲載され、空港や港、観光施設などに掲示される。
奄美の南海日日新聞