初の本格舞台出演に「吐きそう」と語ったHKT48・武田智加 （C）ORICON NewS inc.

　アイドルグループ・HKT48の武田智加が20日、東京ドームシティ・シアターGロッソで上演される舞台『淡海乃海-現世を生き抜くことが業なれば-』取材会に登壇。小夜という姫の役を演じる舞台に向け、意気込みを語った。 【全身カット】華やかな和装で登場した武田智加 　武田は、演じる役柄について聞かれると「小夜がすごく純粋で」と話し始めるも、「純粋無垢？　で合ってますか？」と不安げに確認。ほかのキャストは「合ってますよ」と声を合わせてツッコミを入れた。 　「時代の動きもあって、ただただ真っ直ぐには生きられない、おうちの事情だったりに翻弄（ほんろう）されて」と役柄を説明した武田は、「1つ1つのシーンでの感情の変化であったり、（小夜という）キャラクターの“らしさ”を出していきたい」と力強く掲げた。 　続けて「ちゃんとこういった舞台に出させていただくのが初めてなので、吐きそうに緊張しているんですけど…」と前置きしつつも、「稽古で作ってきたものを皆さまにお届けできるように頑張りたいなと思います」とアピールした。 　『淡海乃海』シリーズは、作家イスラーフィール氏のデビュー作で、書籍版は累計80万部を突破（電子書籍含む）し、コミカライズ、オーディオブック化、そして二度の舞台化がなされてきた。舞台化初演版を大胆にアレンジした本作は、『淡海乃海 水面が揺れる時～三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲～』（TOブックス刊）を原作とした転生時代劇ドラマ。 　単独初主演となるジャニーズJr.の小川優のほか、内海光司、賀集利樹、小宮孝泰、演出の松多壱岱氏が参加した。本舞台はきょう20日から29日まで上演される。