ベテラン町議、今度は自転車で酒気帯び疑い…和歌山県警が摘発
自転車を酒気帯び運転したとして、和歌山県警が同県湯浅町の山本年哲(としあき)町議(51)を道路交通法違反容疑で摘発していたことが捜査関係者などへの取材でわかった。自転車での酒気帯び運転に罰則を新設した改正道交法が1日に施行されたばかりだった。 捜査関係者や同町議会事務局によると、山本町議は12日午後6時30分頃、湯浅町内で自転車に乗っていたところを警察官に止められ、呼気から基準値を超えるアルコール分が検出された。交通切符(赤切符)を交付されたという。
山本町議は2003年4月の町議選で初当選した当選7回のベテラン。20年11月、酒を飲んで軽乗用車を運転したとして道交法違反容疑で摘発され、同年12月に議員辞職。22年8月の町議補欠選挙で無投票当選し、町議に返り咲いていた。