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女性会社員の給料、企業規模でどれくらい違う?~職場における男女差を考える~

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LIMO

独立行政法人 労働政策研究・研修機構が発行する『ユースフル労働統計2019』(2019年11月29日刊行)では、既存の労働統計から新しい指標を計算する方法と結果が紹介されています。 これによると、日本の男女間の賃金格差は、男性を100とした場合、女性の賃金は80.5(調整後※1)。20年前の1998年の数値が77.2であったことを考えると、徐々に差は縮まりつつあるものの、男女間で明らかな差があるという事実は否めません。 今回は、職場における男女間の格差について賃金や働く環境の面から、考えてみましょう。 (※1)厚生労働省「賃金構造基本統計調査」から、女性労働者の学歴、勤続年数、企業規模別所定内給与額を、男性労働者の学歴、勤続年数、企業規模別構成比で加重平均して得た額と、男性労働者の所定給与額との百分比

「職場環境に不満がある」約4割、その理由とは?

ザ・ドリーム・コレクティブ社は(本社:オーストラリア:コンサルティング企業)が職場の満足度に関する調査結果を公表しました。日本の男女800名を対象に2020年1月に実施されたインターネット調査です。 今の職場に満足していますか? という問いに対し、37.4%の人が「満足していない」「あまり満足していない」と回答しました。同調査ではさらに細かい項目が質問されており、その結果を見ると顕著な男女差が見受けられます。もう少し詳しく見ていきましょう。

男女の不満ポイントが語る格差の実態

 給与が少ない 満足していない理由のトップは「給与(62.9%)」でした。興味深いのは、男女別に見る不満足の割合です。男性の57.2%に対し、女性は68.7%と11.5%の差がありました。  キャリアアップの機会がない キャリアアップの機会がありますかという質問では「あると思わない」「あまりあると思わない」人が58.5%でした。男性では43%、女性は60%で17%もの開きがあります。 実際、男性上司と女性上司のどちらが多いかの問いでは、67%の人が「男性上司が多い」と回答。ちなみに「女性上司が多い」「男女半々」という回答を合わせても25.5%しかいませんでした。  育児休暇への意識が不平等 「職場で育児休暇を取得した人はいますか」との問いに対して、女性取得者がいる職場は66.5%、男性取得者がいる職場は23.9%となっています。 男女とも、育児休暇の取得がキャリアに影響することを懸念して取りたくないという人もいます。取得意欲の低い男性に理由を聞いてみると、「男性が育児休暇を取る必要はない」と答える人の割合は23.3%という結果も出ていました。

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