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中止の鳥栖山笠“体験” ホームステイのブルーノさん(ブラジル) 地元有志が粋な計らい帰国前に

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佐賀新聞

 国際ロータリーのプログラムでブラジル・サンパウロ州から鳥栖市を訪れ、今週末に帰国するブルーノ・ド・カルモさん(19)に13日夕、地元有志が“鳥栖山笠体験”をプレゼントした。新型コロナウイルスの影響で鳥栖山笠は64年ぶりに中止となったが、ブルーノさんを締め込み姿で正装させ、八坂神社(同市本町)の境内で重さ約1トンの山車を激しく揺らす「がぶり」を披露した。  今年6月、橋本康志市長に帰国に向けた報告をした際、「鳥栖山笠の締め込み姿だけでも体験したら」というアイデアをもらったのがきっかけ。ブルーノさんは昨年8月から市内にホームステイし、鳥栖山笠を体験後に帰国予定だったといい、ホームステイ先の宮原寛治さん(51)ら東町唐獅子会が一肌脱いだ。  この日は、仕事帰りの有志7人が東町公民館に集まり、ブルーノさんを正装させ、6基の山車が置かれた八坂神社の境内へ。大雨の合間を縫って東町の山車「唐獅子」を出して記念撮影後、みんなで力を合わせて祭りのクライマックスを飾る「がぶり」を行った。  ブルーノさんは「山車は思ったより大きくて、センセーショナル(刺激的)。この祭りがずっと続いているのはすごいこと」と興奮気味に語った。新型コロナの移動制限で予定通りの行動ができず、「祭りも花火大会も興味があると言っていたのに、何一つ体験させられなかった」と宮原さんは言い、「最後にこれができただけでも良かった」と話した。

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