鳥インフルエンザの陽性率 例年より高水準
鳥インフルエンザの感染が急速に広がる中、国の研究所に持ち込まれた感染の疑いがある検体の陽性率が、2024年は例年より高くなっていることがわかりました。 【映像】国立環境研究所での検査の様子 茨城県つくば市の国立環境研究所では、特殊な薬品などを使って鳥インフルエンザに感染した疑いのある野鳥の検体の遺伝子検査を行っています。 この施設には10月から200個ほどの検体が届き、そのうち陽性と判明したのは約50個でした。「陽性率」は25%程度で、例年より高い水準だということです。 また、2024年は野鳥の高病原性鳥インフルエンザの感染が初めて確認された時期が早かったことや、北海道で感染事例が多いことなどが特徴だということです。 担当者は、今後の感染状況を見通すのは難しいとしつつも、ウイルスを広げない対策を続けることが大事だと呼びかけました。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部