最終戦アブダビGP予選でノリスが今季最多タイ8度目のPP!ピアストリ、サインツが続く…角田裕毅は0.040秒Q3に届かず11番手|F1
2024年のF1最終戦、第24戦アブダビGP予選が現地時間7日行われた。 現地ヤス・マリーナは日没時間を過ぎ、気温26℃、路面温度30℃というコンディションになっている。 【動画】『そういう事かぁ』 メルセデス最後の予選でまさかのQ1敗退となったハミルトン…タイムが出なかった原因はマグヌッセンが飛ばしたボラードを拾ってしまったため 18分の予選Q1が始まると、多くのチームはすぐさまトラックで周回をスタートさせる。一通りのアタックを終えて、中団勢はタイムが僅差のダンゴ状態となった。 残り4分が迫り、各車Q1のラストアタックへと出ていく。トラフィックが発生する中、ここで角田裕毅は1:23.735で周回し、14番手でなんとかQ2進出を果たす。
Q1で15番手に届かなかったのはアレクサンダー・アルボン、チョウ・グァンユ、ルイス・ハミルトン、フランコ・コラピント、ジャック・ドゥーハンの5台だった。 今回がメルセデスでのラストレースとなるハミルトンは、アタック中のセクター3において、コース脇に退避していたケビン・マグヌッセンが弾いたボラードを拾って車体に引っかかり、最後セクター3でタイムを伸ばせずQ1敗退となってしまった。 ボラードや破片の除去により、Q2スタートはディレイとなる。このQ2では、角田が最初のアタックで新品ソフトを装着し1:23.427を叩き出す。これは最初のアタックを一通り終えた段階で4番手という内容だった。
Q2終盤のワンアタック勝負で角田裕毅は1:23.419で周回するも、10番手のセルジオ・ペレスに0.040秒及ばず、Q2敗退となった。 このQ2で10番手に入れなかったのは、角田、リアム・ローソン、ランス・ストロール、チャールズ・ルクレール、ケビン・マグヌッセンの5台だった。 ルクレールはPUバッテリー関連の交換により10グリッド降格がすでに決まっていたものの、ベストラップのタイム取り消しによりQ2敗退となった。グリッドは最後尾スタートとなる見通し。 また、VCARB勢はQ2止まりとなったが角田11番手、ローソン12番手という内容だった。角田とローソンのチーム内予選当該成績は6-0となっている。なお、アメリカGP以降3度あったスプリント予選については、1-2とローソンのほうが上だった。