伊藤園、社員みずから配送して総額1億円分を支援 全国の医療従事者に「お~いお茶」約87万本寄贈
全国196の営業拠点から約640カ所の病院・宿泊施設に提供
伊藤園は22日、自治体から指定された全ての重点医療機関をはじめとする全国約 640 ヶ所の病院や宿泊施設に対して「お~いお茶 緑茶」(280mlPET)約 87 万本(約 1 億円相当)の寄贈を開始する。 一部の都府県で緊急事態宣言が再発出されるなど依然として終息が見えない新型コロナウイルス感染症に対応している医療従事者への支援が目的。 全国196の営業拠点の社員(ルートセールス)が、それぞれ管轄するエリアの病院やホテルなどの感染軽症者受け入れ施設に連絡してニーズや希望数量、希望届け日などを確認した上で直接配送する。約87万本は見込みの総数で、ニーズにあわせてフレキシブルに対応していく。 効率を求め分業が進む中、伊藤園は設立以来独自体制として、主に中間流通である問屋を通さずに社員自らが食品スーパーや自販機を直接フォローする営業スタイルにこだわっている。