【漫画】ラーメン店の感想を聞かれたキャバ嬢 回答の正解はなに?「好きです」→「舌おかしい」/「苦手です」→「俺の店まずい言うな」
キャバクラをテーマにした『ヒマチの嬢王』を連載中の漫画家・茅原クレセさん(@kayaharakurese1)。Twitterでキャバクラ・スナック・バーなど、“夜のお店”での体験談を募集し、そのエピソードを漫画化するという活動も行っており、大きな話題となっています。 【漫画】夜のお店の体験談漫画をもっと読む 以前、まいどなニュースでも「客とスマホゲームをやる話」などの漫画を紹介させていただきました。 今年6月17日には、『ラーメン』というタイトルのキャバクラ体験談漫画を公開。6万近くのいいねがついています。 ラーメンが好きだという投稿者さん。ある日、勤め先のキャバクラで、客から「◯◯◯ってラーメン店どう思う?」と聞かれました。 内心ではあまり好みではなかったものの、「美味しくて好きです~」と返した投稿者。しかし、客から「あそこ俺の店だけど、不味いじゃん」「君の舌はどうかしてる」「ラーメンを語る資格ない」と、さんざんな言われ方をしてしまいました。 後日、その客がまた来店。嬢のことを忘れているのか、同じ質問をしてきました。そこで、いちかばちか「苦手です」と正直に伝えてみることに。しかし今度は、「そこ俺の店なんだけど、この子に不味いって言われた。チェンジ(して)!」と言われてしまいます。どう反応したらいいのか「むずかしい」と、つい顎に力が入ってしまう投稿者…。 なんという理不尽(笑)。思わず笑ってしまうものの、お酒に携わる仕事をしている方の大変さがよく分かるエピソードです。客側は面白がって言っているのかもしれませんが、嬢に対してマウントを取ってきているのも明らか。もう少し、相手を尊重して欲しいものですね。嬢の複雑な心境を思いやらずにはいられません。 「とにかく理不尽すぎる」 「多分構ってちゃんだと思います」 「店主本人の不味さがラーメンにまで反映されてる説」 リプ欄では、その客に対して厳しい意見がある一方で、 「キャバクラに通えるくらい儲けてるから、実はうまいのか?」 と、実はこの店主はヤリ手なのでは、という説を唱える人もいました。 「難しい顔かわいい」 「最後のコマの表情が好き」 さらに、大変な思いをされた嬢をねぎらう声も。多くの方々からさまざまな感想が寄せられています。 キャバクラやスナックのスタッフは、トークなどで客を立てて喜ばせる接客をしなければならず、時に合わない人や嫌な客がいても、不満や怒りの感情を表に出すことはできません。かくも大変な夜の仕事。その現場で日々頑張っている方々、本当にお疲れさまです。 茅原クレセさんは、このようなキャバクラやスナック、ホストクラブ、バーなどの「飲み屋」の体験談を切なくも面白おかしく描いた漫画を毎日公開。嬢だけでなく、ボーイや黒服の体験談や、客目線での話も紹介されています。 ◇ ◇ また、茅原さんの作品である『ヒマチの嬢王』は、「裏サンデー」「マンガワン」にて連載中。単行本は2022年6月現在で15巻まで刊行されています。 鳥取県米子市朝日町という“田舎”を舞台に、「歌舞伎町“元”NO.1キャバ嬢」であるアヤネが活躍し、地域を活性化させていくという同作。個性あふれる登場人物たちの織りなす人間模様の中、時にコミカルに、時にシリアスに、ダイナミックなストーリーが紡がれていきます。 「ストーリーも面白いし、絵もいい」「マーケティングの勉強にピッタリ」など、ネット上では絶賛の声が上がっています。 (まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・竹中 友一(RinToris))
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