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伊佐農林高生、被災ブドウ園の復旧支援 汗流し農業の苦労実感

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南日本新聞

 伊佐市の伊佐農林高校農林技術科の3年生22人が15日、7月上旬の豪雨で被災した同市大口山野の下小薗ぶどう園で復旧作業を手伝った。授業の1時間を充て、堆積した泥を除去。自然相手の農業の大変さを目の当たりにした。  同園は同市内にあるハウス18棟80アールで、11品種を100本以上栽培する。4~6日の雨による川の氾濫で1棟が倒れブドウの木3本が折れたほか、50センチほど浸水した。8月上旬の収穫を前に、泥のかき出しが続く。  作業は生徒が申し出た。農林業の担い手として、農業の現状と課題、地域防災について学ぼうと、引率の職員8人と、課題研究の授業の一環で訪れた。  同園の下小薗清文さん(69)が、ブドウ栽培の概略や、豪雨の際の浸水状況を説明。生徒は学校から持ってきたスコップなどでハウス周辺の泥を集め、一輪車で運び出した。  発起人で、林業関係への就職を希望する河上桜大さんは「自然の中で仕事ができる農林業には苦労や厳しさもあることがよく分かった」と汗びっしょり。雨の中、黙々と作業する生徒に下小薗さんは「家族だけでは大変な作業。若い力に助けられ元気をもらった」と感謝していた。

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