子どもに将来なってほしい職業ランキング
将来、子どもにはどんな仕事に就いてほしいと思っている親が多いのだろうか。子どもがいる男女に聞いたところ、男の子は「公務員」(75人)が断トツに多いことが、ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)の調査で分かった。 子どもになってほしい仕事は? ランキングを見る 「公務員」と答えた人からは「信頼性があり、安定した将来設計ができるから」(30代男性)、「安定していて休みもしっかりあって体を壊しそうにないから」(30代男性)といった声があった。 2位は「エンジニア・プログラマー」(31人)、以下「スポーツ選手」(29人)、「医師」(28人)、「警察官」(21人)という結果に。「エンジニア・プログラマー」と答えた人からは「手に職をつければ、職場が変わっても生きていけるから」(40代男性)、「スポーツ選手」を挙げた人からは「今夢中になっているものを続けてほしい」(40代男性)などのコメントがあった。 「男の子になってほしい職業には、公務員を筆頭に、医師、警察官、消防士(7位)など、収入が安定していて、かつ失業リスクの少ない仕事がランクインした」(ビズヒッツ)
女の子になってほしい職業
女の子になってほしい職業は「看護師」(60人)がトップ。「看護師」と答えた人からは「女性が確実に経済的に自立していける数少ない職業だと思うから」(40代女性)、「高収入が見込めて、将来1人でも子どもを大学まで行かせることができる」(50代女性)などの意見があった。 2位は「薬剤師」(32人)、以下「公務員」(28人)、「医師」(21人)、「保育士・幼稚園教諭」(17人)と続いた。「薬剤師」については「体を酷使する仕事ではないが給料が良い」(30代女性)、「公務員」は「企業の寿命は短命化する傾向にあり、そのような不安から解放させたいため」(40代男性)といった声があった。 この結果について、ビズヒッツは「『女性は出産を機に働きにくくなる』『ブランクがあると正社員として復帰するのが難しい』といったことを身をもって体験している。そのため、手に職をつけ、ライフステージの変化があっても働きやすく復帰しやすい仕事に就いてほしいと願っているようだ」と分析している。 インターネットを使った調査で、子どもがいる男女500人が回答した。調査期間は10月24日から26日まで。
ITmedia ビジネスオンライン