「同世代が憧れるカップルになれるように」 『今日好き。初虹編』ひょうせい×みゆカップルインタビュー
現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける恋愛番組『今日、好きになりました。』(ABEMA/以下:今日好き)。5月2日に最終話を迎えた『初虹編』では、ひょうせい(永塚彪聖)、みゆ(右近心優)の“みゆひょう”カップルが新たに誕生した。 【写真】みゆひょうカップル 旅の冒頭、ひょうせいが目標に掲げた「冒険のような楽しい恋」をすること。その言葉通り、みゆひょうカップルの2ショットは、アトラクションに心を踊らせるかのように、ドキドキワクワクするものばかりだった。そんな彼らに『初虹編』の振り返りはもちろん、“冒険のような恋”という言葉が生まれた経緯から、ふたりの理想とする過去の『今日好き』成立カップルまで、じっくりと語ってもらった。 <「幸せです!!!」(みゆ)> ーーふたりはお付き合いを始めてから1カ月とのことですが、その後はいかがでしょう。 みゆひょうカップル みゆ:幸せです!!! ーー最初の質問でしたが、もうインタビューを終えてもいいほど、おふたりの想いが伝わってきました(笑)。改めて、お互いの第一印象はよく覚えていますか? みゆ:ひょうせいは背が高いしかっこよくて、正直なところ、何より顔がタイプでした。なので最初はビジュアルで選ばせていただいて(笑)。 ひょうせい:みゆはかわいいのはもちろん、笑顔がとても素敵で。会話をしていて場の雰囲気を盛り上げてくれるところにも惹かれましたね。 ーー身長のお話ですと、ふたりは実に30センチ差とのことで。そこも胸キュンポイントなのでは? みゆ:そうですね。2日目朝の2ショットでハグをしたんですけど、もうなんか……ひょうせいに包み込まれているような感覚で、めちゃめちゃキュンとしました。 ひょうせい:あのときの僕は、もう「守ってあげたい」って気持ちでしたね。 ーーところで、『初虹編』の代名詞といえる、ひょうせいさんの「冒険のような楽しい恋をしましょう」という言葉。“◯◯な恋”にはいろいろな修飾語が当てはまりそうですが、なぜ”冒険”を選んだのでしょう。みゆさんはすでに理由を聞いていますか? みゆ:詳しくは聞いていないです。でもやっぱり、自分たちが知らないことをどんどん開拓したり、新しいことにチャレンジしたりといった意味なんですかね? ひょうせい:単刀直入に言えば正解です。僕自身、今回の旅を通して何か新たに挑戦することを目標にしていたので。 ーーそんな裏話が。さて、2日目夜の2ショットで、ひょうせいさんは着ていたジャケットをみゆさんに貸していましたね。これは、ライバルのはやと(兼村隼人)さんがこの日の朝にみゆさんにしていたのと同じ行動でしたが、やはり対抗心と言いますか……はやとさんの存在を意識してのこと? ひょうせい:たしかにはやとも同じことをしていましたね。でも、当時はそんなことはまったく気づいておらず、実際のオンエアで初めて真相を知ったんです。それに2日目の夜は本っ当に寒かったので、みゆはきっと僕以上に寒いかもしれないなと。だからこそ、あの場面で迷わず着ていたものを渡しました。 みゆ:ひょうせいのジャケット、すごいうれしかった。とはいえ、私は朝の2ショットで「どうしよう」って内心はずっと思っていたよ。はやととひょうせいが入れ替わりだったから、はやとにジャケットを返すタイミングがなくて。ひょうせいははやとのジャケットに気がついていると思っていたから、そうじゃなかったのは初耳です(笑)。 ひょうせい:もうまったく知らなかった……。あの日はグループ別行動で離れ離れだったこともあって本当に焦っていたので、それどころじゃなかったんですよ。 ーーなるほど。その後は、ひょうせいさんのメッセージ入りランタンの宝探しをする“冒険”が。とても素敵なひとときでしたし、なによりひょうせいさん目線でのみゆさんの撮影動画はとりわけ彼女感が溢れていましたね。 ひょうせい:本人がすごくかわいいので。どこから見ても綺麗。 みゆ:そんな(笑)。でもあの時間は本当にロマンチックだった! ーー話は戻りますが、宝探しの直前にはみゆさんにジャケットを貸したいがために、茨城県民にも関わらず「寒さには強いって地元では有名だから」と言うなど、ひょうせいさんの天然コメントも炸裂していました。“恋愛見届け人”の井上裕介さん(NON STYLE)からもツッコミが入っていましたが、あれはテンパっていたゆえの発言だったのでしょうか。 ひょうせい:即興でボケただけです(笑)。会話の内容もちゃんと覚えていますし、たしか午前中のオリジナルTシャツ作りで、はやとがみゆを隣に誘うスピードを「しっぽ取りでしっぽを取る瞬間くらい速かった」みたいにも例えていましたよね。 みゆ:あのとき、ひょうせいのことを面白い人だなって感じていたよ。「これはわざとボケているな」って気づいていたし、いまでもちょこちょこ「え、ここで!?」ってタイミングでボケを挟んでくるんですよ。黙っていたけど、そういうしょうもない会話が私はめっちゃ大好きです。 ひょうせい:ありがとう。普段から結構、ボケさせてもらってます(笑)。 <「同世代が憧れるカップルになれるように」(ひょうせい)> ーー最終日の朝には、ひょうせいさんとはやとさんの“男同士の2ショット”もありました。なかなか驚きの展開でしたが、事前に2ショットの相手は知っていたのですよね。 ひょうせい:いえ、あのときはスタッフさんから「どうしても話をしたい人がいるらしいよ」と呼び出されたので、誰が待っているのかまでは知らず、きっとみゆだろうなと。ただ、みゆにこのタイミングで呼び出されるとしたら、このままフラれるんだろうなと思っていたんです。そうしたら、はやとがいて(笑)。なぜ呼び出されたのか、自分のなかですぐに納得できました。 ーー特に動揺する素振りを見せず、自然に「おはよう」と挨拶をしていたので、てっきり知っていたものかと。 ひょうせい:たしかに挨拶自体は自然と出てきましたね。内心、後ろ姿を見て「あれ、はやと……だよな?」と疑っていましたけど。 ーー男子の制服でコスプレしたみゆさんの可能性もありますものね。 ひょうせい:いや、さすがにそれはツッコミます! みゆ:(笑)。私はオンエアで初めて、ふたりが2ショットしていたことを知りました。はやとが「みゆのこと好き?」って質問したとき、ひょうせいが「好きだよ」って即答してくれたんです。自分の知らない場所でそんなふうに言ってくれるなんて。もうすごく……キュンとしました。うふふ(笑)。 ーー思い出しニヤケが止まりませんね。最後に、お互いにお付き合いの決め手となったポイントは? みゆ:ひょうせいの隣にいて、すごくドキドキしたことです。ランタン探しなど、私を楽しませようとしてくれたのがとても伝わってきて、これからも一緒にいたいなと感じました。 ひょうせい:みゆの笑顔がキラキラしていたことと、一緒にいる空間自体ですかね。みゆは話も面白いし、何より居心地がいいんです。あと、僕がボケるとウソでも笑ってくれるので、ちゃんと反応してくれてありがたいなって。 みゆ:そんな! ウソで笑うなんてしないよ! ーーとても素敵なエピソードでした。ここからは“if”の話をしたいのですが、まずはみゆさんに質問です。ひょうせいさんとはやとさんの間で悩んだ末、どちらにも告白をしないという選択肢は頭のなかにありましたか? みゆ:ありましたね。それこそ2日目、はやととふたりでいちご狩りを終えたとき、とにかく悩んでいました。ひょうせいとはやとはかなりタイプの違う男子だし、どちらにも素敵な部分があって、どこを比べたらいいのかがわからなくなっちゃったんです。だから、こんなに迷っている状態で告白をするのは失礼だなと。ただ、その日の夜にひょうせいと2ショットをして、ひとりで夜に考えて。最終的にひょうせいを選ぼうと決めました。 ーー最終日の朝には想いが固まっていたんですね。続いて、ひょうせいさんはランタン探しの際、みゆさんに「見つけたら何でもする」と約束をしていましたよね。お宝のランタンが見つからなかった場合のプランBはあったのですか? ひょうせい:あれはもう見つけてもらう前提のゲームでしたね。自分で制限時間を1分間と決めたものの、もしクリアしていなかったら何秒間かのおまけをしたり、ヒントを出したりしていたと思います(笑)。 ーーみゆさんが滑り込みセーフでクリアできてよかったです。最後に、おふたりの理想とする過去の『今日好き』成立カップルは? みゆ:『ハワイ編』に出演されていた、しゅんさん(前田俊)とまやさん(重川茉弥)の“しゅんまや”カップルがすごく好きです。ずっと仲良しで、お互いを支えあう姿が素敵だなって。 ひょうせい:僕は『蜜柑編』でカップル成立されていた、るるさん(実熊瑠琉)とたいよう(白間太陽)さんの”るるたい”カップルです。たいようさんは『蜜柑編』の男子メンバーで一番格好良いなと、僕の中で印象的で……いつかお話してみたいな。るるさんとも本当にお似合いだし、僕の理想のカップルですよね。 ーーとはいえ、おふたり自身もきっと、誰かの憧れのカップルになれると思いますよ。 ひょうせい:なによりもまず、お互いに信頼しあうことで、お付き合いも自然と続いていくと信じているので。僕たちも同世代が憧れるカップルになれるように頑張ります。 みゆ:そうだね。お互いに高めあっていこう!
一条皓太