収入があったのに申告せず・・・生活保護費265万円を不正受給 詐欺容疑で60歳男逮捕 千葉東署
生活保護費約265万円を不正に受給したとして、千葉東署は18日、詐欺の疑いで千葉市若葉区、無職の男(60)を逮捕した。「間違いない」と容疑を認めている。 逮捕容疑は2018年9月と21年9月ごろ、交通事故の損害賠償金や取り壊される入居アパートからの退去費用などの収入があったにもかかわらず、同市に申告せず生活保護費約265万円を不正受給した疑い。 同署と市によると、若葉区保健福祉センターが男の生活状況などに疑問を抱き調査。不審な金の動きがあったため同署に相談し、今年3月に詐欺容疑で被害届を出した。 同市は年2回、全受給者を対象に前年の課税状況などを調査し、適正な保護費支給に努めている。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)