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ゴリッとクルマの下から嫌な音!  最悪エンジンブローも起こる「下まわり」をぶつける危険とは

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目視できないため異変に気付きにくい

 車高の低いスポーツカーやカスタムカーだけではなく、ついうっかり段差などを見逃して下まわりをぶつけてしまったという経験がある人はいるのではないだろうか? そのときはハッとしたものの、とくに問題もなさそうだったのでそのまま乗っている、という人はもしかしたら重大なトラブルに繋がることがあるかもしれない。 【写真】放置してはいけないクルマの故障5つ!  クルマの下まわりとなると、よほど車高の高いSUVでもない限りなかなか普段見ることがないだろう。それだけにボディのキズや凹みとは違って、下まわりをぶつけたことによる影響を目視できずに放置している人も少なくないのだ。  まず、下まわりをヒットしたときに影響を受けやすいのが足まわりだ。足まわりにはアライメントと言われる車輪の向きを司る数値があり、これを基準値内の数値に収めることで、まっすぐ走らせることができる。しかし、下まわりをぶつけて足まわりに影響が出ると、このアライメントが狂い、まっすぐ走れなくなってしまうのである。  ヒドい場合はステアリングのセンターが狂い、まっすぐ走っているのにステアリングが切れた状態になることもあるが、軽傷の場合でも小さな段差でハンドルが取られやすくなったり、高速道路でフラついたりとそのクルマ本来の走りができなくなってしまう。

悪影響を感じなくてもプロにチェックしてもらうと良い

 次に気になるのがオイルパンへのダメージだ。ほとんどのクルマのエンジン下部には、エンジンオイルを貯めておくオイルパンというものがある。エンジンが始動しているときは、エンジン内部をオイルが循環しているわけだが、エンジン内部を通ったオイルは一旦オイルパンに戻り、ここからオイルポンプによって再び循環するというサイクルとなる。  そのため、オイルパンにダメージがあると、オイル漏れの可能性はもちろんだが、オイルパンが変形してオイルポンプがうまくオイルを吸い上げることができず、オイルが循環しないでエンジンブローという最悪の結末の可能性も考えられるのだ。  他にもぶつけた部分の塗装が剥げ、そこから腐食が始まって気づいたら床に大穴が空いていたという事例もあり、見えないところだからこそ気づいたときには手遅れということも大いにある。  それだけに、もし下まわりをぶつけてしまったら、そのときは影響を感じなくても一度プロにチェックしてもらうことをオススメしたい。

小鮒康一

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