階段を上がった2階が「Zoo’s　Kitchen」

　発想豊かな盛り付けと優しい味で、砥部焼と料理の美しいコラボを実現してきた「Zoo’s　Kitchen」（ずずキッチン）が今年5月、砥部町役場の南隣にある商業施設に移転オープンしました。近くにある砥部焼陶芸館（砥部町宮内）内に5年間出店してきた松山市の渡部啓治さん（59）、一代さん（50）夫婦が引き続き切り盛りします。 　県産品を使ったボリューム満点の日替わりランチや週替わりのカレー、パスタのランチなど人気の味は変わりません。三つのランチはすべて1300円で、金曜は特別にセルフでデトックスウオーターも楽しめます。 　調理を担当する一代さんが心がけているのは「毎日食べても飽きない優しい味付け」です。2、3年前に自身が体を壊した経験から、日々の食事の大切さを身に染みて感じているそうで、お店で提供する料理も「家庭での愛情いっぱいのご飯と同じなんです」と言います。