「服1着の値段」の平均はいくら? 仕事用の服を安く済ませるためにみんながやっていることって?
オフィスカジュアルが浸透してきたといえ、仕事用の服となると自分の好みだけでは選びづらいでしょう。 とくに女性の場合はメイクや美容代など、服以外にも何かとお金がかかる傾向があります。しかし仕事用の服には、できるだけお金をかけたくないという人も多いのではないでしょうか。 この記事では、女性が1ヶ月に使う洋服代(≒被服費)の目安や仕事用の服を安く済ませるための方法を紹介します。
女性の1ヶ月の洋服代は5000円未満が約半数
総務省の2019年全国家計構造調査によりますと、1ヶ月当たりの被服・履物の支出額(二人以上世帯)は平均で5019円でした。さらに男女別に見ますと、男性よりも女性の方がどの年代や就業状態においても支出額が大きいことが明らかです。
つまり、家計を圧迫せずにおしゃれを楽しむためには、セールをうまく活用したり、ファストファッションでトレンドの服を安く買ったりして節約していくことが求められます。
仕事用の服を安く済ませる方法は2つ
仕事用の服を安く済ませる方法には大きく、「サブスクリプションサービスでレンタルする」「フリマアプリでリセールする」の2つがあります。それぞれのメリットやコツを解説します。 ■方法1.サブスクリプションサービスでレンタルする 自分で洋服を持たず、レンタルする方法です。ユーザーの好みを分析してプロのスタイリストがアイテムを提案してくれたり、気に入った服はそのまま購入できたりするサービスもあります。服を買いに行く時間を取りづらい忙しい人や毎月違う服を着て出勤したい人などに向いているでしょう。 ただし、洋服に毎月固定費がかかる点は注意が必要です。設定金額が高めの借り放題プランではなく、月のレンタル数に制限があるプランを選ぶなどして工夫しないと、かえって高くついてしまう可能性があります。あらかじめ自分が年間で洋服にかけられる予算を決めて、その範囲内で収まる使い方をしましょう。 ■方法2.フリマアプリなどでリセールする 新品で手に入れ、トレンドの鮮度が落ちないうちにメルカリやラクマなどのフリマアプリで売る方法です。中古の場合、購入価格よりも安い値段で売ることになりますが、それでも費用の一部が還元され、次のアイテムを買うための資金にできます。 個人が気軽に出品できることからフリマアプリは利用者が急増しており、中でも洋服は人気のカテゴリーの一つです。特に、ハイブランドの最新アイテムを手ごろな価格で手に入れられることは、買い手にとって大きなメリットです。 フリマアプリで売ることを前提にした場合、ノーブランドの安い服を何枚も買うのではなく、ハイブランドの服をたまに買うほうが、トータルの出費を安く抑えられるケースもあります。
洋服を買うときは長期的なコスパが大事
多くの女性が洋服にはあまりお金かけず、自分なりの方法で節約しています。ただし、レンタルしたり、安い服ばかりを買ったりすることが必ずしも正解なわけではなく、長期的な視点でのコスパを考えることが大事です。人によっては、最初からフリマアプリでハイブランドの中古品を狙うほうが満足度は高く、お金も貯められるかもしれません。 本記事も参考にして、自分に合う節約方法をよく考えましょう。 出典 e-Stat 2019年全国家計構造調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルフィールド編集部