脱コーヒー(カフェイン)で起こる、うれしい変化7つ
脱カフェインで生活で、心と体はこう変わる!
カフェインを断つことによって得られるメリット・デメリットは?
カフェインの摂取は、やめるのが難しいルーティンのひとつ。1杯のお茶によるリラックス効果は抜群だし、コーヒーを求めてオフィスの自分の席から5分ほど離れ、外のいい空気を吸うための言い訳もできる。あのコーラだって、二日酔いを和らげてくれるという説もある。 ところが残念なことに、カフェインは体にいい成分とはいえないらしい。 健康に関する専門家で、健康、栄養、運動に関するサービスを提供する「バイブラント・バランスド・ヘルス」を主宰するアリソン・ストックトンさんの見解では、カフェインを注入しなくても、体に栄養を与えることで、心を落ち着かせることは可能だとか。そして、毎日摂取しているカフェインを断つことは、想像以上にさまざまなメリットをもたらしてくれるみたい。 コーヒーをやめたら体にどんな反応が起こるのか、アリソンさんがUK版『コスモポリタン』に教えてくれた。
長期的に見ると、不安が減る
カフェインを摂取すると起こる継続的な神経過敏症状は、不安感の原因になるという。そして、不思議なことにそのカフェインを完全に断つと、初めのうちはさらに気分が悪化する恐れがあるらしい。 「“自分にはコーヒーが必要”と思っていた人は、それが叶わなくなることで、不安に襲われる可能性があります。コーヒーをやめてしばらくの間は、不安な気持ちになったり、神経過敏になったりするかもしれません。でも、これはずっと慣れ親しんでいたこと、とくに刺激の強い習慣をストップしたときには、避けられないことなのです」 そして、大抵のことにおいてあてはまるのだが、数週間もガマンすれば、事態は好転する。 「大量のカフェインで心臓の鼓動が早くなる、といった症状がなくなるので、心が穏やかになったのを感じられるでしょう」
やめた直後は頭痛がするかもしれない
カフェインをやめること自体がつらいのに、禁断症状によって頭痛に襲われる人もいるらしい。 「すべての人に起こるわけではなく、また人によって症状は異なりますが、軽いものから耐えがたいほど激しいものまで、さまざまなレベルの頭痛が発生するようです。そして多くの場合、1日500mgのカフェイン(5杯以上のコーヒー)を飲み続けていた人に、カフェインの禁断症状による頭痛が起きています」 カフェインの離脱症状による頭痛の対策としては、アリソンさんは次のようにアドバイスする。 「1日を通して水を飲むようにして、体に十分な水分を保ちましょう」