沖縄ならではの「花ブロック」 県が施工ガイドライン作成へ
沖縄県は「沖縄らしい景観」の継承・振興を目的に、沖縄独特の建築素材である「花ブロック」や石積みの施工方法などに関するガイドラインを作る。 【写真】SNSでも人気!花ブロックが印象的な名建築、名護市役所
県土木建築部が7月に策定した「新・景観形成に係る技術開発計画」の中で優先事項に盛り込んでおり、それぞれ3年をかけて技術研究や講習会などを実施する予定。沖縄らしい景観に寄与する資材や技法の普及を図り、販路拡大や製造者の増加につなげたい考えだ。 花ブロックは沖縄建築で広く使われてきたが、製造企業が少なく施行方法に応じた安全性の基準がないことなどが課題となっているという。