薬局に行ったら「マイナンバーカード」の提示を求められた! 年3回くらいしか利用しませんが、マイナ保険証にしたら「得」ですか? 薬代はいくら安くなるでしょうか?
マイナ保険証利用の注意点
マイナ保険証は利用者にとってメリットが多くありますが、注意しなければならないこともあります。 (1)対応している医療機関や薬局の確認 一部の医療機関や薬局では、マイナ保険証に対応していない場合があります。そのため、初めて受診するときは、使えるかどうかを事前に確認しておくと安心です。対応しているかどうかは、医療機関のホームページや事前の問い合わせで確認できます。 (2)情報提供に関する同意 マイナ保険証を利用する際には、医療機関や薬局に情報を閲覧させるための同意が必要になります。ですが、プライバシーが気になる場合もあるでしょう。 そんなときは、情報提供の範囲を自分で限定することができます。自分の個人情報がどのように使われるのかを確認し、納得した上で利用することが大切です。 (3)暗証番号の管理 マイナンバーカードの暗証番号は、忘れないように十分注意してください。暗証番号を失念してしまうと、マイナ保険証を利用できなくなる可能性があるからです。心配であれば、パスワードを記した紙を安全な場所に保管することをおすすめします。 これらのポイントを踏まえて、マイナ保険証を安心して活用できるようにしましょう。
まとめ
2024年11月までは、マイナ保険証を使えば、初診料や調剤管理料が安くなり、医療費を少しだけ節約できます。ただし、現行の保険証が廃止される2024年12月以降は、マイナ保険証の有無に関わらず負担は変わりません。 しかし、マイナ保険証にすることで、医療に関わる手続きが簡単になるなどのメリットもあります。マイナ保険証を使おうか迷っているなら、本記事を参考にして、自分に合うかどうか考えてみてください。 出典 厚生労働省保険局医療課 医療DX推進体制整備加算・医療情報取得加算の見直しについて 厚生労働省 マイナンバーカードの健康保険証利用のメリット デジタル庁 マイナンバーカードの健康保険証利用 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部