よりバリューフォーマネーな存在に! ジープ・ラングラーが大幅アップデート
基本装備が追加された「サハラ」と「ルビコン」
一方、サハラにはスポーツの装備に加え、セキュリティアラームやタイヤの空気圧補充をサポートするタイヤフィルアラートが搭載される。さらにフロントシートは8方向の調節が可能なランバーサポート機能付きパワーシートとされ、より細やかなドライビングポジションの調節が可能となった。またサハラ独自の装備としては、リヤタイヤの空転を制御するアンチスピンリアデファレンシャルを採用。これらの装備を先代サハラに対して追加しつつ、価格はより抑えられた839万円に設定されている。 そしてルビコンでは、サハラの装備に加えて騒音を抑えるアコーステイックラミネイテッド・フロントドアグラスや耐候性を高めるハードトップヘッドライナーが装備され、旧ルビコンよりも快適性を向上。さらに耐久性や強度、牽引能力が増すフルフローティングリアアクスルを採用するなど、他の追随を許さない機能装備を追加しながらも価格は先代ルビコンより抑えられた889万円に設定されている。 いずれのモデルもお買い得感にあふれ目移りしてしまいそうだが、タイヤを見ればスポーツは17インチのオンロード/オフロード両用のオールラウンダーなオールテレインタイヤ、サハラがオンロード寄りの18インチオールシーズンタイヤ、ルビコンが泥濘地を得意とする17インチマッドテレインタイヤであることがそれぞれのキャラクターを物語っているので、ラングラーと共にすごす目的を想像すれば自ずモデル選びは決まってきそうだ。 この2024年モデルのラングラー・アンリミテッドには、ラングラーの生産工場があるトレドノースの地形図やジープの誕生年である1941のロゴ入りデカールが配される特別色アンヴィルC/Cの「サハラ・ローンチエディション」も限定モデルとして用意される。新型ラングラーに惹かれた方はジープの各ディーラーと共に、6月28日~30日に幕張メッセで開催される「東京アウトドアショー2024」のジープとエイアンドエフのコラボレーションブースにも展示されるので、ぜひ足を運んでみてほしい。 問い合わせサイト 。 文◉本間 薫
PEAKS編集部