“億り人”杉原杏璃 不安定なグラドル時代支えた経済力、自立に不安ある主婦に提言「何があっても私は生きていけるという自信に」
グラビアアイドルとして活躍するかたわら、23歳から始めた株式投資で"億り人"となった杉原杏璃。最新の著書では知識ゼロから投資を始め、5年で1000万円の利益を生み出した自身の経験とノウハウを紹介している。プライベートでは2020年に離婚を発表。そして今年は40歳の節目を迎える。「株は夢をかなえる道具」と明言する彼女が、現代を生きる女性たちに伝えたい思いについて聞いた。 【写真】ドキッ!“億り人”になってもすごい…、杉原杏璃が迫力美ボディを披露 ■「賞味期限」との陰口も…不安定な芸能の仕事支えた「柱」、コロナ禍の収入減にも揺らがず ──杉原さんは若いうちから投資を始めていますが、何かきっかけはあったんですか? 【杉原杏璃】私は16歳で芸能界に入っているんですが、グラビアアイドルとしては遅咲きで、25歳を過ぎてからようやく雑誌の表紙や写真集のお仕事をさせてもらえるようになったんです。ただ周りは10代の子たちばかりで、「いつまでこの仕事ができるのかな」というリミット感はいつも感じていました。 ──やはりグラビアアイドルに年齢の壁はつきものなのでしょうか? 【杉原杏璃】それは“中”にいても感じますよ。私も「賞味期限」とか陰口を叩かれたりもしましたし。後輩からもよく不安は聞きますが、特にコロナ禍になってからは「お仕事がない、どうしたら…」という相談がめちゃくちゃありました。グラビアアイドルのお仕事は撮影会をはじめファンの方と対面して成立するものも多いので、みんな本当に大変だったと思います。 ──杉原さん自身はコロナの影響はいかがでしたか? 【杉原杏璃】2020年の芸能の収入は8割減でしたね。その分、投資に支えられました。もともと投資を始めたのも、収入が不安定な芸能のお仕事のほかに「柱」が欲しかったから。お家だって大黒柱だけでは支えにならないように、何があっても揺らがないためにも柱は多いに越したことはない、と考えたからだったんです。 ──ただ、初心者にはどうしても「投資は怖い」という先入観があります。 【杉原杏璃】もちろん投資にリスクはつきものですし、絶対に損をしないとは言い切れません。だけど投資歴15年の間にリーマンショック、チャイナショック、コロナ禍といろいろ経験した私が言えるのは、腰を据えて冷静に判断すれば大丈夫! ということです。 ──メンタルが強い! 【杉原杏璃】いやいや、鍛えられたんですよ。芸能の仕事をしているとメンタルを傷つけられることっていっぱいありますから。でも株の乱高下と向き合う中で、滅多なことでは揺らがなくなりました。メンタルが強くなるのも、投資の副産物かもしれないです(笑)。