多彩な作品楽しんで 「函館港イルミナシオン映画祭」6日開幕
第30回函館港イルミナシオン映画祭(実行委主催)が6~8日の3日間、函館山ロープウェイ山頂クレモナホールと市公民館で開かれる。6日午後5時20分からクレモナホールで開会式とシナリオ大賞授賞式。同6時から「東京カウボーイ」(マーク・マリオット監督)をオープニング上映し、主演の井浦新さんもゲスト来場する。7、8日は市公民館で上映する。 初日は開会式に先立ち、函館出身の俳優高橋秀子(1924~2010年)主演作「カルメン故郷へ帰る」(木下恵介監督)を午前11時半から、シナリオ大賞審査員も務める三島有紀子監督「幼な子われらに生まれ」を午後2時からそれぞれ上映。三島監督もゲスト来場する。 7日は午前11時から映画祭ディレクター、あがた森魚さんとゲストアーティストのステージ「あがた森魚の世界Vol・2」。午後2時から、第7回ショートムービー・コンペティション応募作35作から審査を通った5作品を上映し、観客投票で受賞作を決める。同3時10分から名寄市ロケの短編映画「運命屋」(ゲスト・森田と淳平監督、広山詞葉さん)。同4時から映画祭顧問の寺脇研さんのセレクト作「タスカー」(鎌田義孝監督)を上映。同6時55分からは「お母さんが一緒」(上野彰吾監督)。 8日は、文化庁委託事業の若手映画作家育成プロジェクト「ndjc2023」完成作品4作を上映。午後0時50分から、GLAYのTERUさんのゲスト出演作「マゴーネ」を上映し、主演のベネチアンガラス作家土田康彦さん、田辺アツシ監督がゲスト来場。同3時に「輝け星くず」(ゲスト・西尾孔志監督)。クロージング上映は同5時40分から「本を綴る」。篠原哲雄監督と、脚本などを務めた千勝一凛さんがゲスト来場する。 チケットは一般1回券1000円(当日1300円)、1日券2500円(同3000円)、3日券5000円(前売りのみ)などで、公民館、ロープウェイ山麓駅などで取り扱っている。問い合わせは事務局(0138・22・1037)へ。
函館新聞デジタル