「日本は部品調達で重要な役割」 ファーウェイ日本法人、王会長
中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)日本法人の王剣峰会長は26日のオンラインイベントで「日本はファーウェイのグローバルサプライチェーン(部品の調達・供給網)の中で極めて重要な役割を果たしている」とあいさつした。2019年の調達額は1兆1千億円に上ると指摘し「日本に根差し努力を続ける」と述べた。 ただ、日本法人の幹部は20年の調達額の見通しについては「正確な情報を入手していない」として明言を避けた。ファーウェイは米国の制裁を受けており、第5世代(5G)移動通信システム向け最新スマートフォンの主要部品を入手できなくなる可能性がある。