石川さゆり、「来年こそ、本当にみんなが大きな笑顔になれる、そんな年になるように歌いたい」【紅白リハ】
大みそかに放送される「第75回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが29日、東京・渋谷の同局で行われた。47回目の出場となる石川さゆり(66)は、2003年以来、2度目となる「能登半島」を披露する。 ◆紅白歌合戦、出場する歌手・曲目一覧・最新版【写真】 石川はこの日付けで、今年元日に発生した能登半島地震、その後の豪雨で大きな被害を受けた石川県能登町の「復興応援特命大使」に就任した。任期は3年となる。 石川は「災害の多い年でもあったので、何か皆さんのお心にしっかりと歌や音楽が元気を届けられるように、そんな思いで務めさせていただければと。そして、来年こそ、本当にみんなが大きな笑顔になれる、そんな年になるように歌いたいと思います」と意気込んだ。 2007年から昨年までの紅白では、「天城越え」と「津軽海峡・冬景色」の2曲を歌い続けて来た。しかし、今回、「能登半島」を選んだ理由を、「代わりばんこでずっと来てて、今歌わずして、いつ歌うんだと。とにかくやはり能登の皆さんに元気になっていただきたい、そんなエールをいっぱい届けられるように」と明かした。また、復興支援のため、出場者たちに自身が職人に注文した輪島塗の漆器をプレゼントすることも明かした。
中日スポーツ