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いじめ受け高校不登校・退学、元生徒が県と加害者を提訴 「学校が調査も対策もせず」大津地裁

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京都新聞

 滋賀県立玉川高(草津市)で2017年、当時1年生だった男子生徒(19)=大津市=がいじめを受けて不登校になり、退学した問題で、元生徒が16日、県に500万円、加害側の元男子生徒に100万円の損害賠償を求める訴訟を大津地裁に起こした。  訴状などによると、元生徒は17年5月ごろから、同級生の元男子生徒からかばんや自転車にいたずらをされたり、空手道部の練習中に左足を踏みつけられて加療約5日間のけがを負ったりした。また同部の他の部員らから携帯電話を勝手に操作され、クラスのLINE(ライン)グループ内で本人になりすました不適切な投稿をされることなどもあった。元生徒は同年6月下旬から不登校になり、11月に退学したという。  原告側代理人の説明では、元生徒の母親が担任や空手道部の顧問に相談したが、学校側は事実関係の調査をせず、不登校の状況を把握しながら必要な対策を講じなかったなどと主張した。提訴後に記者会見した母親(53)は「高校の不法行為が原因で高校生活の全てを奪われた。息子は今もトラウマに苦しんでいる」などと話した。  同高は昨年5~6月、母親の訴えを受けて調査し、いじめ防止対策推進法に基づく重大事態と判断。県教育委員会が設置する県立学校いじめ問題調査委員会も今年3月、重大事態と認定し、退学に至ったのはいじめが原因と結論づけた。県教委幼小中教育課生徒指導・いじめ対策支援室は「訴状の内容が分からずコメントできない」としている。

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