【バレー】姫路・宮部藍梨「自分のプレー、やってきたことに対して、自信を持ってコートに立てていることが一番大きい」 SV女子
セリンジャーアヴィタル監督(姫路)
●セリンジャーアヴィタル監督 安定した力が発揮できたと思います。 リヴァーレさんもチーム一丸となって挑んできていることはもちろん分かっていました。 それを準備していこうということで、迎え撃ち、全てが拮抗して接戦となりシーソーゲームだったと思います。 それを勝てたのは良かったと思います。 ――今日はトランジションが良く見えたが。 セリンジャー:トランジションはうまく行ったと思います。 ウチの2枚エースがいて、ラリーを続けるには1本目を拾わないといけません。 1本目を拾い、前衛とバックローが本当にうまく絡み合い、ラリー中にそれが展開できたと思います。 ゲームプラン通りに選手がやってくれました。 ――ラリー中に宮部選手がフロントライトに構えていて攻撃の拠点になっているが彼女の評価について。 セリンジャー:凄くいいと思います。運動能力がもう素晴らしくいろんなことができる選手です。 オポジットの田中(咲希)選手は高さそれほどないので、繋ぎの役割で、細かいボール拾ったり繋いだりというところは機能しています。 そこにいない分、宮部が前衛時はライト側に開いて高さで勝負するのがウチの作戦でもあります。 ――セッターの起用について、櫻井(美樹)、柴田(真果)選手の起用は相手チームによって代えているのか? セリンジャー:この瞬間だったらこのセッターだというところでいろんなことを鑑みて決めています。 ――今シーズン好調な要因は? セリンジャー:私が就任して1年4ヶ月ハードワークを要求しているのでそれが今現れてきています。 チームプレーに徹するように常に言っています。 選手個々のこともありますが組織力がまずあります。 個人はハードワークをやっていますが、チームとしてどうやって組み立てていくかに重きを置いてコートの中に立っている選手だけではなく、チームのスタッフ、会社の事務所の方が働いて下さっています。 それらを集結させて、最高のパフォーマンスができるような環境を作って頂いています。それがいい方向に行っています また常に謙虚であれと言っています。良い時、調子が良くない時でもいつも支え、寄り添ってくださいます。 そういう方々のために戦おうというのがあってそれがプラスになっていると思います。 1人1人が高みを目指して挑むという点で、同じ方向を見ていると思います。